「ひねり王子」炎鵬、華麗に回って5勝目…矢後を尻もちをつかせる

矢後(右)の懐に潜り込む炎鵬
矢後(右)の懐に潜り込む炎鵬
矢後(右)を上手ひねりで破った炎鵬
矢後(右)を上手ひねりで破った炎鵬

◆大相撲夏場所6日目(17日・両国国技館)

 新入幕の関取最軽量99キロ・炎鵬が、178キロの幕内・矢後を上手ひねりで尻もちをつかせて4連勝し、1敗を守った。目標はこの日、NHK大相撲中継の解説を務め、「技のデパート」と呼ばれた舞の海秀平氏(51)と同じ、新入幕での技能賞。巧みな5勝目で、徐々に現実味を帯びてきた。全勝は一人横綱の鶴竜と、大関復帰を目指す関脇・栃ノ心の2人だけとなった。

 “ひねり王子”が止まらない。立ち合いで踏み込めなかった炎鵬だが、「動きはよく見えた」と、矢後の警戒をかいくぐるように左を差した。足掛けも絡めて前へ後ろへ揺さぶると、得意の上手ひねり。休場した横綱・白鵬が命名したニックネームに恥じない華麗な技で5勝目を挙げた。

 小さな体に大きな夢を秘める。番付発表では、「技のデパート」と呼ばれた元小結・舞の海と同じく新入幕での技能賞を目標に掲げ、「この体である以上、絶対にとりたい」と宣言。この日、NHK解説を務めた舞の海氏は、「自由自在ですね」と、多彩な技に目を細めた。

 79キロ差の相手を翻弄し、「あれだけ大きいとたまらない」とニヤリ。同学年対決に敗れた矢後は、「ずっと嫌だと思っていた相手。せっかくのデカイ体が生きない」と白旗を揚げ、八角理事長(元横綱・北勝海)も、「これが相撲の醍醐(だいご)味だよね」と話した。“小よく大を制す”を体現し、快進撃を続ける。

(太田 涼)

6日目の取組結果
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