【楽天】藤田一也「とにかく当てる」から「とにかく振り切る」へ…通算1000安打達成でインタビュー

 14日の日本ハム戦(楽天生命パーク)で、楽天の藤田一也内野手(36)が、プロ野球通算298人目となる通算1000安打を達成した。2005年から12年6月まで約7年半在籍した横浜(DeNAも含む)時代の安打数は計312本。だが12年6月から19年5月までの約7年で倍以上の計688本を放った。30歳を越えてから安打数を増やした理由はどこにあるのか。本人を直撃した。(取材・構成、高橋 宏磁)

 ―近大を経て04年ドラフト4位で横浜(現DeNA)に入団。20代は打撃に苦しんでいた時期もあったが、その理由を挙げるなら?

 「何でもそうだと思うけれど、体が動きすぎると弊害もある。若い時は、余分な動きが多かった。年をとって無駄な部分を削っていき、今の形にたどりついた。若い時は足が速かったから、2ストライクに追い込まれたら『とにかくバットに当てよう』という意識だった」

 ―12年6月にトレードで楽天に加入後、どんな意識に変わったのか?

 「今は、追い込まれてもとにかく振り切っている。年をとって成長する部分もある」

 ―横浜時代は、バットを短く持っていた印象があるが?

 「そういう時期もありましたね。色々試しました。短く持つこともやった。でも若い時は結果が出なかった。力のない選手が全員、バットを短く持って結果が出る訳ではないと思う」

 ―今はバットを長く持っている?

 「長く持っていますね。ただ、バットそのものは短い。33インチのバットのグリップエンドを持って振っています」

 ―その理由は?

 「僕はバットをしなるように振ると、思ったような打撃ができる。でも短く持つと、バットをしならせることができない。グリップエンドを持つことで、バットをしならせて打つことができる」

 ―改めて楽天に加入できて良かった?

 「12年に加入することができて本当に良かった。たとえば、もう1年加入が遅れていたら、レギュラーとして(13年に)優勝を経験することはできなかったかもしれない。(現ヤンキースの)田中将大とも、一緒に野球をすることはできなかったかも。あのタイミングでトレードで入団できて、本当に良かった」

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