【札幌】MF荒野「ミシャの金言」でJ1初ゴールを狙う

パスを出す札幌MF荒野(中央、カメラ・砂田 秀人)
パスを出す札幌MF荒野(中央、カメラ・砂田 秀人)

◆明治安田生命J1リーグ第12節 F東京―札幌(18日・味スタ)

 北海道コンサドーレ札幌のMF荒野拓馬(26)が「ミシャの金言」を力にJ1初ゴールを狙う。札幌は18日、敵地でF東京戦に臨む。シャドーの位置で3戦連続先発が確実な荒野は、無得点が続く状況の中ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(61)から「考えすぎるな」と助言を受けた。弱気になりかけていた気持ちを切り替え、今季不敗の強敵に土をつける。

 雑念は捨てた。現状打破へ、荒野が個を前面に押し出す。前半43分に投入された4月28日の磐田戦(2○1)からシャドーの位置を務める26歳は首位との対戦を翌日に控えた17日、「周りの事を考えすぎるのではなく、自分がやりたい事をやる。ゴールも積極的に狙っていきたい」と思いを口にした。まずは自身の持ち味を出すことに全力を注ぐ。

 指揮官から受けた言葉が意識を変えた。開幕時から務めたボランチから、よりゴールに近い位置で起用されるも、J1では無得点。シュート機会に横パスを選択するなど積極性に欠ける姿に、ペトロヴィッチ監督から今週の練習後「拓馬、考えすぎるな」と声をかけられた。

 結果が出ないことで抱えていた悩みが和らいだ。「連勝中に自分が(試合に)使われて。チームがより良くなるようにしなければいけないと、気を使いすぎていた」。3連勝となった磐田戦以降はシャドーで起用されるが、チーム優先に考えすぎたことで、自己の持ち味が消えていたことに気付いた。「前を向ける時には前を向く。必要な時には下がって受け、ボールに触る回数を増やす。根気強く使ってくれている監督のためにも何とか結果を出したい」。自分のリズムを取り戻し、J1初得点へと結び付ける。

 磐田戦の前、右ふくらはぎ痛で2試合休んだ。復帰は果たすも、患部の違和感は今も残る。それでも言い訳をせずにピッチに立ち続けて来た荒野が、強い気持ちをプレーで示し、F東京の不敗を止める。(砂田 秀人)

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