岸惠子、亡きショーケンへの思い明かす「弟のようで、母もかわいがっていた」

萩原健一さんとの思い出を語った岸惠子
萩原健一さんとの思い出を語った岸惠子

 女優の岸惠子(86)が17日、トークショー「岸惠子 ひとり語り 輝ける夕暮れ」(18日に東京・新宿文化センターで開幕)の取材会を同所で行った。消化管間質腫瘍のため3月26日に死去した俳優の萩原健一(はぎわら・けんいち、本名・敬三=けいぞう)さん(享年68)を「弟のようでした。ショーケンは素晴らしい才能のある人」と偲んだ。

 岸は1972年に主演映画「約束」で、萩原さんと初共演。当初、別の俳優が出演する予定だったが降板することになり、代役として萩原さんが岸の相手役を務めることになった。当時について、岸は「初めて会った時に、彼は自分の年を2つ上にごまかして言った。私が『少年とやるのは嫌だ』と言ったから」と懐かしそうに振り返った。同作は岸の代表作となり、萩原さんの出世作にもなった。

 フランスと日本を行き来する生活が続いていた岸の代わりに、萩原さんは岸の実家の母親とも懇意にしていたという。「(萩原さんは)『お母さん、腹減った。何か食べさせて』と言って、年中行ってくれた。母もかわいがっていた」。岸は約20年前に母親が亡くなった時は最期を看取れなかったが、最初に駆け付けてくれたのが萩原さんだったという。

 現在、新聞やテレビを見ていないという岸は、萩原さんの訃報を家政婦に聞いたという。「すごいショックでした。まだ若かったのに…、感性が鋭い人でした」。萩原さんの追悼のインタビューのオファーも舞い込んだが「自分で書きたいから断った。何かショーケンのことは書きたいな」と打ち明けた。

 自身の健康状態に関しては、3か月毎に病院で検査していると言い「内臓が丈夫らしいんですよ。冠動脈狭窄(きょうさく)症で血管が50%狭まっている。それ以外は、先生に『あなたは100まで生きますよ』と言われたくらい」と笑みを浮かべた。

 トークショーは、1部は自著小説「わりなき恋」の一人芝居、2部はフリートークという構成。6月27日まで各地を巡演する。

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