左太もも裏痛で2軍調整中の楽天・岸孝之投手(34)が17日、イースタン・西武戦(泉)に先発し、7回で83球を投げ、2安打7奪三振無失点と好投。来週中の1軍復帰に大きく前進した。
この日、ロッテ戦(ZOZO)の前に2軍からの報告を受けた平石監督は「まだ映像を見られてないけど、内容だけ見たら言うことはない。守備機会も問題なかったみたいだし、あとは映像を見て、明日以降のコンディションを見て決めたい」と話した。
岸は3月29日のロッテとの開幕戦(ZOZO)で、患部に張りを訴えて5回途中で緊急降板。肉離れではなく、早期復帰の見込みだったが、予想以上に回復に時間を要し、12日のイースタン・日本ハム戦(鎌ケ谷)で約1か月半ぶりに実戦登板し、3回で49球を投げて2安打無失点。この日は中4日での登板だった。
石井GMは「次に投げたら、その次は中6日か中7日で」との方向性を示しており、24日か25日のオリックス戦(楽天生命)での1軍復帰が見込まれる。