沢村栄治氏の銅像が完成 30日、故郷の三重・伊勢市で除幕式

 プロ野球草創期のスーパースター、元巨人の沢村栄治氏(1917~44年)の銅像がこのほど完成し、故郷・三重県伊勢市の近鉄宇治山田駅前の広場で30日に除幕式が行われる。地元有志らでつくる「沢村栄治顕彰会」が17日、記者会見で発表した。

 顕彰会によると、銅像は沢村氏の身長(174センチ)とほぼ同じ1・7メートルで、左足を大きく上げた独特の投球フォームをかたどっている。顕彰会は2012年に設立され、17年に生誕100周年を記念して当地に「全力石」を設置。その際、銅像建立の機運が高まって募金活動を開始。富山県高岡市の鋳造メーカーに制作を依頼していた。

 顕彰会の牧戸福司理事長は会見で「やっとできて感無量。募金してくれた皆さまにお礼を言いたい」と話した。除幕式には、愛媛県に住む沢村氏の長女・酒井美緒さんや同投手の「かたり」で知られるタレント・山田雅人らが出席する予定。

 沢村氏は1934年、京都商を中退し、全米チームを迎え撃つ全日本メンバー入り。そのまま巨人の前身である大日本東京野球倶楽部と契約。昭和11年スタートのプロ野球で通算球団に入団し、ノーヒットノーラン、MVPのプロ野球第1号になった初期のスター選手。しかし、3度の応召でその後は成績を落とし通算63勝22敗、防御率1・74。1944年台湾沖で戦死した。背番号14は巨人の永久欠番。また、1959年、野球殿堂第1回特別表彰で、プロ野球選手として最初に殿堂入りした。

巨人

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請