大坂なおみ、4大大会日本人初の全仏第1シード メジャー3連覇へ追い風

女子シングルスのチブルコバ戦でストレート勝ちした大坂なおみ(ロイター)
女子シングルスのチブルコバ戦でストレート勝ちした大坂なおみ(ロイター)

◆テニス イタリア国際 ▽女子シングルス2回戦 大坂なおみ2(6―3、6―3)0ドミニカ・チブルコバ(16日・ローマ)

 女子シングルスで第1シードの大坂なおみ(21)=日清食品=は初戦の2回戦で世界ランキング33位のドミニカ・チブルコバ(スロバキア)に6―3、6―3で快勝した。世界2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が2回戦で敗れ、大坂は4大大会3連勝を目指す26日開幕の全仏オープン(パリ)に世界1位と日本勢初の第1シードで臨むことが決まった。男子シングルスで2回戦から登場した第6シードの錦織圭(29)=日清食品=は世界52位のテーラー・フリッツ(米国)を6―2、6―4で退けた。15日の試合が雨天順延となり、大坂と錦織はともに勝てば16日に2試合を戦う日程が組まれた。

 前日に降り続いた冷たい雨は上がり、雲一つない青空が広がった。ローマに戻った太陽のように、大坂は明るい表情で快勝を喜んだ。過去3度の対戦と同様に好相性のチブルコバにストレート勝ちし「ポジティブにやれた」。その後の試合で世界2位のハレプが敗退し、念願だった日本選手初となる4大大会第1シードの朗報が届いた。

 水分を多く含んだセンターコートの赤土は球の弾みが弱まり、大坂のフットワークが弱点とみる相手はクロスの打ち合いからストレートにドロップショットを落とす作戦を多用した。日本のエースはフォアハンドの凡ミスが続出した第1セットは先にブレイクを許すなどてこずったが、時速180キロを超えたサーブが要所で鋭いコースに決まったのが大きかった。

 1月にアジア勢で初の世界1位に就き「2位とは大きな違いがある」と実感した。各大会の顔として迎えられ、周囲の期待と注目度は急上昇。重圧と同時に「全仏を第1シードでプレーしたい」との思いも芽生え始めた。イタリア国際で初の3回戦進出と成長を示し、8強止まりだった前戦で陥落の危機に面した世界1位の座は譲らなかった。ダブルヘッダーとなった3回戦は世界29位のミハエラ・ブザルネスク(ルーマニア)との対戦が組まれた。

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