リーチ主将、恥骨炎症再検査で一時離脱「筋肉が緩めば良くなる」

練習に参加せず見守った、恥骨炎症のリーチ・マイケル(右端)(カメラ・大和田 佳世)
練習に参加せず見守った、恥骨炎症のリーチ・マイケル(右端)(カメラ・大和田 佳世)
円陣で笑顔をみせる主将の姫野(中央)ら日本代表候補選手(カメラ・大和田 佳世)
円陣で笑顔をみせる主将の姫野(中央)ら日本代表候補選手(カメラ・大和田 佳世)

 【メルボルン(オーストラリア)16日=大和田佳世】ラグビー日本代表候補のリーチ・マイケル主将(30)=東芝=が、恥骨炎症の再検査のため17日に一時離脱することになった。メンバー外となっている同日の強化試合最終戦レベルズB戦を見ずにニュージーランド(NZ)で医師の診察を受ける。NO8姫野和樹(24)=トヨタ自動車=は代役の主将として、主審とのコミュニケーション向上を目指す。

 恥骨炎症を抱えるリーチはメルボルン市内で行われた練習にこの日も参加せず、オーストラリア遠征を終えた。試合に戻りたい気持ちを抑えながら「ニュージーランドで専門医に診てもらう」と明かした。

 3月の沖縄合宿中に発症し「くしゃみするのも痛い」状態から、約8週間後の戦列復帰を目指しリハビリを進めた。順調に回復し遠征直前は千葉・市原市でダッシュ、切り返しもできスプリントの新記録が出るまでに戻った。今回の遠征に向け「試合に出る気満々で」出発したが、10時間超の飛行機移動が負担となり再発。新たな復帰プランを模索し、NZ出身のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(49)が紹介する医師に診てもらうことになった。

 復帰が遠のき一時は落ち込んだ。幸いオーストラリアでの精密検査で炎症は引いており「今は安心してる。筋肉が緩めば良くなる」と表情は明るい。診断後はすぐに日本へ戻りリハビリに入る。復帰戦は6月の宮崎合宿を経てパシフィックネーションズ杯(7~8月)になりそうだ。

 欠場を強いられ一歩引いた立場になった代わりに、姫野、稲垣、流らリーダー陣が積極的にミーティングを開きチームを仕切った。15年大会でも務めた主将の責任が分散し、周囲に頼もしい存在が増えた。「逆に僕がいなくて良かったかも。姫野が主将だと周りがいろいろサポートしてるからいい感じ。プレーも良かった」。後輩の成長を歓迎しながら、まずは自分の回復に努めていく。

 ◆姫野2戦連続ゲーム主将

 欠場のリーチに代わりNO8姫野が2試合連続でゲーム主将を務める。反則の多い試合が続き、12日の前戦、スーパーラグビーのブランビーズB戦(66○17)も主審とのコミュニケーション不足があった。「英語で話す質が良くない。試合のコントロールはやっていかないと」と課題を挙げた。

 試合中に主審の傾向と対策をつかんで対応につなげるのも主将の仕事。英語ができる選手を介して話すなど工夫はしているが、W杯を裁く主審とはレベルも違い簡単ではない。前戦で2トライ、力強い前進をみせ「プレーで引っ張る」部分はすでに合格点。6月の宮崎合宿を前に候補約60人から40人程度に絞られる最終テストで、次期リーダー候補としての力が問われる。

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