大けが経験の鶴竜&栃ノ心、途中休場の貴景勝にエール

鶴竜(右)が碧山を寄り切りで下す(カメラ・森田 俊弥)
鶴竜(右)が碧山を寄り切りで下す(カメラ・森田 俊弥)

◆大相撲夏場所5日目(16日・両国国技館)

 初日から5連勝をマークした鶴竜と栃ノ心が、貴景勝にエールを送った。

 ともに大けがを乗り越えた先輩力士だ。結びで碧山を寄り切った一人横綱の鶴竜は「本人が一番悔しいはず。もう一回、自分を見つめ直して前向きに」と言葉に力を込めた。自身も今年初場所で12度目の休場。4場所連続休場明けの18年初場所は進退問題に発展しながらも11勝して払拭した。「休場の悔しさは自分も嫌というほど知っている。とにかく気持ちが大事。もっと強くなって帰ってきてほしい」と思いやった。

 栃ノ心は13年、右膝前十字及び内側側副靱帯断裂を克服。貴景勝と同じ新大関場所の昨年名古屋では、右足親指を痛めて途中休場した。この日は北勝富士を右四つから寄り切り、10勝以上での大関復帰へ絶好調。5つ目の白星を積み重ねた支度部屋で「痛いなら(休場は)仕方がない。(同じ経験をした自分も)悲しい。でも22歳。まだ若くて強いからね」と早期復帰を願った。

 16日は午前8時38分に入場券が完売し、初日から5日間連続で満員札止めに。令和最初の本場所で看板力士をまた一人失ったが、土俵上で切磋琢磨(せっさたくま)する関取衆の思いは届くはずだ。(小沼 春彦)

5日目の取組結果

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