明大が菅沼湧輝の気迫の勝利で全勝対決制し4季連続Vに王手 卓球春季関東学生

第7試合で逆転勝ちし、チームの6連勝を決めた明大・菅沼湧輝
第7試合で逆転勝ちし、チームの6連勝を決めた明大・菅沼湧輝

◇報知新聞社後援 春季関東学生卓球リーグ(16日、東京・港区スポーツセンター)

 大会4日目が行われ、男子1部は明大が開幕6連勝とした。5勝0敗で迎えた早大との直接対決を4―3の逆転で制した。17日の最終戦で専大に勝てば、4季連続の優勝が決まる。女子1部は中大が青学大との全勝対決に4―0で勝ち、優勝に王手をかけた。

 明大の逆転劇の立役者は菅沼湧輝(2年)だった。3―3で迎えた第7試合で早大・硴塚将人(4年)と対戦。ゲームカウント1―2から4度マッチポイントを握られた第4ゲームを15―13で制すると、第5ゲームも立ち上がりから4連続失点しながら、13―11で勝利した。苦しい展開だったが「マッチポイントを取られても、最終的にはこのゲームを取るんだと強い気持ちでいた」と、観客席に向かって力強いガッツポーズを見せた。

 菅沼は昨年、リーグ戦で春秋を通じて一度も出場機会がなかった。「めちゃめちゃ悔しい思いをした」。試合に出られない1年間は「もし自分が出たらこうしよう」とイメージを膨らませるとともに、欠かさなかったのが卓球ノートの記入だ。大阪桐蔭高時代から続ける習慣で、試合や練習で気付いた点をチェック。1年間で2冊に及ぶノートを試合前に見返してチームの勝利を導き、「これだけ頑張って、負けたら仕方ないというところまでやってきたと思う。そこを信じてやり抜いた」と胸を張った。

 高山幸信監督のオーダーもハマった。早大は勝てば優勝が決まる試合だっただけに、エース対決を避けると予想。第1試合に龍崎東寅(3年)を起用し、先勝した。さらに今大会から試合時間が長引いた場合の2台同時進行の開始時間が30分短縮され、2時間半となった。そのため、高山監督はリーグ戦の経験が少ない菅沼を「1台の時よりも緊張は少ないだろう」と2台進行になる可能性が高い第7試合に起用。4時間のロングゲームとなった熱戦を狙い通りに勝ちきった。

 全勝対決を制して4季連続Vに大きく前進したが、試合後のミーティングでは児玉圭司総監督から「ホッとするな」と檄が飛んだ。17日に専大に勝てば、無条件で優勝が決まる。菅沼は「気を緩めず、専大戦も全力でプレーしたい」と表情を引き締めた。

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