【F東京】久保、2戦連発&J1最速タイ勝ち点30狙う「自信はあります」

12日の磐田戦で決勝ゴールを決め、歓喜のF東京・久保(中)
12日の磐田戦で決勝ゴールを決め、歓喜のF東京・久保(中)

 リーグ首位を走るF東京のMF久保建英(17)がFW森本貴幸(当時16歳5か月30日)に続くJ1史上2位の年少記録となる2戦連発に挑む。チームは16日、東京・小平市内で札幌戦(18日・味スタ)に向け調整。南米選手権(ブラジル)でのA代表デビューが有力な久保にとっては同大会のメンバー発表前最後のリーグ戦。チームは勝利すれば、引き分けが導入された1999年以降、J1史上最速タイのスピードで勝ち点30に到達する。

 狙うは2戦連発での勝ち点3。F東京の久保は語気を強めた。「シュートは人一倍練習はしている。自信はあります」。鮮やかなボレーで、今季リーグ戦初ゴールとなる決勝点を沈めた前節の磐田戦(1○0、12日・味スタ)に続く2試合連続得点へ。そしてJ1最速タイ記録の勝ち点30到達を意味する3ポイントの奪取へ。首位を快走するチームの躍進を支える17歳は力を込めた。

 チームはここまで11試合を終え、8勝3分けと負け知らず。2位の名古屋に勝ち点4差をつけて首位に立っている。札幌戦に勝利すれば、引き分けが導入された1999年以降、J1史上最速タイとなる第12節で勝ち点30に達する。34節まであるリーグ戦の3分の1を消化した段階での勝ち点30は、おおよそ70前後が目安といわれる優勝チームの獲得勝ち点をはるかに上回るペースとなる。

 長谷川健太監督(53)が「失点も少なく、堅守速攻に(サッカースタイルが)変わってきている」と警戒心を強めたように、札幌は直近5試合で4勝1分けと勢いに乗る相手。F東京にとってもリーグ戦ここ4試合勝利なしと相性が芳しくない。久保は「相手が長所を出そうとする気持ちをけん制できれば。攻撃のことだけを考えず、守備も(ボールを)奪うつもりでやる必要がある」と勝利への献身を誓った。

 南米選手権のメンバー発表は23日。札幌戦がリーグ戦では最後のアピールの機会となる。決めればFW森本貴幸(現福岡)に続く年少2位・17歳11か月14日でのJ1での2戦連発。「シュートチャンスがあれば、冷静に流し込むなり、何でもいいので得点できたらうれしい」。A代表入りに弾みをつける2戦連発で、悲願の初Vを目指すチームをさらに上昇気流に乗せる。(岡島 智哉)

 ◆J1第12節終了時の勝ち点30 現行の制度になった1999年以降、のべ5チームが到達。2ステージ(S)制だった2001年第1Sの磐田と第2Sの鹿島、04年第1Sの磐田と第2Sの浦和、1S制での18年広島。そのうち01年の磐田と鹿島、04年浦和の3チームが最終的にステージ優勝し、“V確率”は60%。04年第1Sの磐田、18年の広島は2位だった。

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