村田諒太が“仮想ブラント”相手に変幻自在 仕上がり順調で井上尚の勝利も“確信”

ロブ・ブラント戦に向け、練習を公開した村田諒太(右)ミット打ちで調整する
ロブ・ブラント戦に向け、練習を公開した村田諒太(右)ミット打ちで調整する

◆報知新聞社後援 プロボクシング ▽WBA世界ミドル級(72・5キロ以下)タイトルマッチ 王者ロブ・ブラント―同級3位・村田諒太(7月12日、エディオンアリーナ大阪)

 前WBA世界ミドル級王者の村田諒太(33)=帝拳=が16日、都内の帝拳ジムで、ロブ・ブラント(28)=米国=戦に向け、練習を行った。同門の元世界3階級王者ホルヘ・リナレス(33)=ベネズエラ=の弟で元日本ミドル級1位のカルロス・トレーナー(30)と5回のミット打ちなどを消化した。ボディープロテクターを付けたカルロス氏に、切れのあるワンツー、ドスンという音が響く、ボディーブローを打ち込んだ村田。4回には5連の左ジャブを放ってスピードを見せたかと思うと、相手をコーナーにつめてボディーを13連発。5回には時折足を止めてコンビネーションの確認など、様々な動きを見せた。

 「3回まではしっかりと動きについていった。4回はスピード系、5回はディフェンス系…。今回は新しい方法を取り入れています」と村田。「(カルロス・トレーナーは)結構追い込んでくるので、休めないし、リズムに乗せられちゃう」と心地よい汗をぬぐった。

 「(メイン担当の田中繊大トレーナーから)『体も大きい(188センチ)し、スピードもあるからやってみて』と言われた。ブラントの動き? 頭の中にあります」とカルロス氏。村田の重いパンチに顔をゆがめながら“仮想王者”を演じている。

 「動けているね。(前日の)スパーリングもよかったよ。前回と同じことをやっては勝てないから、色々なことを想定して試している」と浜田剛史・帝拳ジム代表(58)。スパーリングでは、WBC世界スーパーウエルター級9位パトリック・デイ(26)=米国=が来日し、相手を務めている。「彼はよく動く選手で、運動量が豊富。ブラントも運動量のあるボクサー。ここまでパトリックとやれたのはよかったし、いい刺激をもらっている」と村田。陣営は、村田の海外の試合をプロモートする米トップランク社の推薦を受け、ブラントに似たスピードがある新顔の米国人パートナー3人も順次、招へいする。

 練習後、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(26)=プエルトリコ=との「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」準決勝(18日=日本時間19日=、英グラスゴー)を戦う井上尚弥(26)=大橋=について尋ねられると、「問題なく、尚弥が勝つと思う。序盤から中盤にかけてのKOか、悪くても判定で勝つだろうが、中盤以降、相手のテクニックにごまかされて判定に持ち込まれないように」と分析。ジムや階級を超えてエールを送っていた。

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