エンゼルスに第2の二刀流、ウォルシュ3安打デビュー

エンゼルス・ウォルシュ
エンゼルス・ウォルシュ

 エンゼルスに大谷に次ぐ2人目の「二刀流」がメジャーデビューした。この日、マイナー落ちしたボア選手に代わって、メジャーに上がってきたジャレッド・ウォルシュ選手(25歳)。休養日が必要だったプホルス選手の代わりに一塁手としてスタメン入りし、打順8番ながら5打席3安打という幸先の良いメジャーデビューを飾った。

 デビュー戦を前にしてクラブハウスで報道陣に囲まれたウォルシュ選手。大谷翔平選手と同じ投手もこなす二刀流であることをどう思っているかを聞かれると、「彼はチームの先発投手でクリーンアップを打つ打者だけど、僕はただ投げようとしているだけ(苦笑)」と先輩の大谷と自分は立ち位置そのものが異なると笑った。

 はじめて訪れた球場の「雰囲気をつかんでおこうと思って」、試合開始の20分以上も前に、ダグアウトに出て気持ちを準備した。その甲斐があってか、3本ものマルチ安打を放ったデビュー戦になった。「そうであったらいいと願っていたことが、ほとんどすべてそうなった」。

 オースマス監督も、「メジャーの投手たちを相手に潰されることもなく(苦笑)、3本もヒットを出した。特に最後のヒット(9回1死から)はチームを(勝利に向けて)牽引する非常に重要なヒットだった。彼はよくやってくれた」と、同選手の活躍を称えていた。打って、投げて、守れるウォレス選手が今後どんなプレーを見せてくれるのか楽しみだ。(ミネアポリス=秋野 未知)

 ウォルシュ選手に聞く

 ★試合前

 ―どうやって(メジャー昇格の)知らせを受けたのか?

 「2日前の試合後。明朝の飛行機でビッグリーグに行くんだと言われて。もっと余裕を貰えるのかと思っていたんだけど(笑)、今ここにいることができて嬉しい」

 ―投手はあなたにとってサイドなのか、それともメインなのか?

 「ビッグリーグで通用するかどうかも含めて、コーチ陣の指示に従って1日ごとに見ていく感じかと思う。メジャーでの投手経験がないので」

 ―お母さんが見にきてくれているそうですが?

 「(デビューが)デーゲームということもあって、地元の友達とかには連絡できなかったこともあるけれど、誰よりも一番にママにこの知らせを伝えたんだ。ママが僕にとって最大のサポーターだからね。ママがこの試合を見に来ないわけがないよ」

 ―二刀流の選手だから良い、ということはあるか?

 「実際、あると思う。同じことだけをしていると考えてすぎてしまうことがあるけれど、あっちもこっちもやることで、そのときにやっていることだけに集中できる。シンプルなのが一番で、シンプルであれば結果もついてくるから、質問の回答はイエスだと思う」

 ―大谷選手と同じ二刀流。メジャーでの活躍が楽しみですね。

 「いや、彼と僕では会話が成立するかどうかさえわからない(笑)(注:彼と自分を同じ土俵にはあげられない的な意味)。彼はチームの先発投手でクリーンアップを打つ打者だけど、僕はただ投げようとしているだけ(苦笑)。僕はただどんな形であれチームに貢献できたらいいと思っています」

 ★試合後

 ―初試合の感想は?

 「とてもエキサイティングだった。そうであったらいいと願っていたことが、ほとんどすべてそうなった。チームの勝利にもとても近づけたし、すごく楽しかった。次の機会が楽しみです」

 ―メジャーの投手と対戦してどうだったか?

 「なかなか良かったと思う。今日だけでもいい投手をたくさん見ることができた」

 ―3安打も出た

 「特に良いところ見せてやろうと張り切ったわけじゃなくて、よい球が来たら良いスイングができるように呼吸を整えたりして、そのゾーン(帯域)に入り込めたから(ヒットが打てた)。全体的に見て打撃は良かったと思う」

 ―試合開始の20分以上前にダグアウトに出てきていたけれど、あれは?

 「この球場には一度も来たことがなかったので、雰囲気をつかもうと思って。アッパーデッキ部分がとても特徴があるし、それを含めた景色もしっかりチェックしておきたかったから。初めて訪れる球場では必ずいつもそうしてチェックしています」

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