【広島】誠也、サヨナラ弾で3冠!9回4点差追いつきカープ100発目の劇弾

延長10回、サヨナラ2ランを放った鈴木(中央)を大喜びで迎えるナイン(カメラ・豊田 秀一)
延長10回、サヨナラ2ランを放った鈴木(中央)を大喜びで迎えるナイン(カメラ・豊田 秀一)

◆広島9x―7ヤクルト(15日・マツダスタジアム)

 打った瞬間、弾道が中堅席に突き刺さるのを確信して、バットを放り投げた。

 延長10回1死一塁。鈴木がサヨナラ13号2ランで大逆転劇を締めくくった。しかも球団100発目のサヨナラ弾という大団円。お立ち台で感想を聞かれても「覚えてません! 最高です!」。降壇後、ようやく興奮から冷めて「手応えは良かった。(中尾の)フォークの落ちが良かったので、がっつくのでなく、つなごうという意識でした」と照れたような笑みを浮かべた。

 5回と9回に適時打。最大あった5点差を追う8回にも、反撃ののろしとなる12号ソロを放った。4安打5打点の猛爆で打率は3割4分7厘。13本塁打、32打点と合わせてリーグ3冠に立った。「それは正直どうでもいい。それよりも勝つことが一番」とチーム優先を強調。それでも唯一、個人目標に掲げるのは「東京五輪の4番打者」だ。前日(14日)の同カードを視察した侍ジャパンの稲葉監督は「4番を視野に入れながら構想を練っていく」と相思相愛。スピードと勝負強さを兼ね備えた“日本の主砲”として、指揮官に強烈な印象を与えた。

 チームは今季4度目のサヨナラ勝利を4連勝で飾り、4カード連続の勝ち越し。貯金を今季最多の3に増やした。今季8度目の逆転白星だが、5点ビハインドは昨年8月23日のヤクルト戦(マツダ)で0―7から大どんでん返しを演じて以来。その試合も鈴木がサヨナラ弾を放った。2位タイに浮上して首位・巨人と1ゲーム差。緒方監督は「さすがカープの4番!」と24歳に最敬礼。背番号1の背中が日に日に大きくなっている。(田中 昌宏)

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