【阪神】糸井「行ってくれ」170打席ぶり2号から5発 首位・巨人に1差で4チーム大混戦

6回2死一塁、2ランを放った大山を両手を広げて迎える矢野監督(右)(カメラ・橋口 真)
6回2死一塁、2ランを放った大山を両手を広げて迎える矢野監督(右)(カメラ・橋口 真)
7回無死、左中間へチーム5本目となる本塁打を放つ梅野
7回無死、左中間へチーム5本目となる本塁打を放つ梅野

◆巨人8―13阪神(15日・東京ドーム)

 両手には確かな感触が残った。0―0の初回1死一塁。阪神・糸井は菅野の135キロスライダーを完璧に捉えた。打球は右翼席中段へ一直線。「『行ってくれ』と。いいスイングをすることができました」。先制2号2ランは39試合、170打席ぶりの一発。超人の一撃は打線爆発の号砲だった。

 2回は大山、福留の連続適時打で追加点。1点差に迫られた5回は1死から福留が初球を右翼席へ4号ソロとし、流れを引き戻した。「(菅野に対して)後手に回ってしまえば受け身になる。自分たちの方から仕掛けていくつもりで立っていました」。右腕対策を自らが最高の形で体現した。

 6回先頭には、菅野からプロ初本塁打を放った木浪がまたも菅野から2号ソロ。さらに大山の特大7号2ランなどでこの回3点を追加し、巨人のエースをKOした。木浪は2球目、大山は初球を打った超積極打法が光った。菅野はプロ最悪の4被弾、10失点と屈辱にまみれた。

 観戦すれば今季5戦5勝の藤原オーナーは所用のため球場を訪れることはできなかったが、チームは今季2度目の先発野手全員安打で今季最多18安打。初のクリーンアップそろい踏みを含む今季最多タイの5発&13得点で、6連敗からの連続G倒に成功した。

 巨人戦5本塁打は10年4月13日(東京D)以来、9年ぶり。矢野監督は「みんなの自信になっていいような打撃ができた。(菅野と)今後戦う上でもそういう気持ちを持って戦える」と褒めたたえた。これまた最多タイの貯金3で、首位・巨人から1ゲーム差に4チームがひしめく大混戦の中、矢野阪神が最高の形で勢いをつけた。(中村 晃大)

試合詳細
6回2死一塁、2ランを放った大山を両手を広げて迎える矢野監督(右)(カメラ・橋口 真)
7回無死、左中間へチーム5本目となる本塁打を放つ梅野
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