渋谷スクランブル交差点、日本のタイムズスクエア!?…ハロウィーン期間中「路上飲酒禁止」条例

ハロウィーン当日、混雑する渋谷駅前のスクランブル交差点(2018年)
ハロウィーン当日、混雑する渋谷駅前のスクランブル交差点(2018年)

 東京・JR渋谷駅前周辺で昨秋のハロウィーン時に逮捕者が出るなどトラブルが相次いだことから、渋谷区が設置した対策検討会が15日、期間中などに路上飲酒を禁止する混乱防止策を盛り込んだ中間報告を公表した。区は路上などでの飲酒を禁止する内容を含んだ条例案を区議会に提出する予定。長谷部健区長(47)は今年のハロウィーンからの施行を目指しており、渋谷駅周辺の「景色」が昨年までと大きく変化する可能性がある。

 JR渋谷駅前のスクランブル交差点が、大イベントの際の“聖地”となり始めたのは、1990年代末ごろから。米ニューヨークのタイムズスクエアに倣い、大みそかのカウントダウンを同所で迎えようということが始まりとされる。

 2001年の元日未明には、盛り上がって地下鉄入り口の屋根に上った若者が転落死する事故もあった。

 日韓共催で行われた02年のサッカーW杯ごろからは、他のイベントでも人が集まるように。日本戦終了後、勝敗に関係なく若者を中心にサポーターが押し寄せ、すれ違う人とハイタッチを交わすなどの行為で、一般通行客の歩行に差し障りが出た。以降、軽妙な語り口で安全な通行を呼び掛ける「DJポリス」が起用されるようにもなった。

 ハロウィーンが問題となり始めたのは15年ごろ。仮装などで顔が隠れることも後押しし、行動がエスカレート、痴漢被害などが多発するようになった。16年からは、交差点近くの道玄坂や文化村通りの一部を車両規制し、歩行者天国として解放するなどして対応しているが、規制解除後も夜明けまで付近で騒ぐなどの迷惑行為が行われている。

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