【宏太’Sチェック】次元違った宮沢の判断力

◆明治安田生命J1リーグ第11節 松本0―0札幌(12日・サンアル)

 初めてシャドーの位置で早坂を使うなど、普段と異なる選手の組み合わせとなった松本戦で勝ち点を取れたことは、評価できる。こういう試合はシーズン中、必ずある。今回は無得点に終わったが、得点するためには2シャドーが少し下がってくるなど、気の利いたプレーをすること。1トップの武蔵と同じラインに3人がいた部分を改善しないと、ボールは回らない。

 無失点で乗り切れた要因は宮沢に尽きる。1人、次元が違うプレーをしたと言っていいくらいだ。常に落ち着いているからボールは失わないし、出す際も一番いい選択肢をしていた。以前も書いたが、ミシャのサッカーは安全な位置でボールを受け、前が空いていれば自分で持ち込んで行ってパスコースを増やす形。宮沢はそれを恐れずやれている。彼がいれば負ける事はないと感じた程だし、あの判断力があればシャドーで使ってもいいのではと思う。

 結果的には引き分けたが、上位が相手なら前半に1、2点やられていたのは事実。勇気を持ってつなぎ出した後半は内容が良くなったのだから、そこは自信を持ってやって欲しい。パスでボールを動かすのか、自分で仕掛けてから動かすのか、きちんと判断していけば、最後は決定力のある武蔵が決めてくれる。(吉原 宏太、1996~99年札幌FW)

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