【阪神】改元の虎!令和初の伝統の一戦に勝利…昭和でも平成でも初戦は白星

7回2死満塁、勝ち越し打を放ちガッツポーズする糸原(手前)に応える矢野監督(後方左から2人目)ら阪神ベンチ(捕手・小林=カメラ・竜田 卓)
7回2死満塁、勝ち越し打を放ちガッツポーズする糸原(手前)に応える矢野監督(後方左から2人目)ら阪神ベンチ(捕手・小林=カメラ・竜田 卓)

◆巨人2―4阪神(14日・東京ドーム)

 時代とともに、風向きも変わった。「チーム全員で勝ったと思う。忘れられないジャイアンツ戦の初勝利になった」と実感を込めたのは矢野監督だ。昭和、平成に続き、令和でも初となる伝統の一戦を制し、開幕から0勝6敗だった巨人に一矢。積極果敢に動き、昨年9月から続いていた連敗も9でストップした。

 7回表に糸原の勝ち越し2点打などで逆転すると、その裏に勝負手を打った。「野球って流れがあるので、それを止めるために」と、セットアッパーのジョンソンを初めて1イニング前倒しで7回から投入した。相手は1番からの上位打線。来日1年目の右腕は「どのイニングでも気持ち的に変わらない」と指揮官の意図を感じ取った。

 そこまで長打2本を放っていた重信を左飛。「そのことは知っていた。いい選手だし、止められたのはよかった」と、開幕から36試合連続出塁のセ・リーグ新記録をつくっていた坂本勇は空振り三振に仕留めた。丸を歩かせても、岡本にはカーブで空振り三振。完璧に火消し役を務め上げた。

 先発・青柳は初回の2失点で粘り、藤川とドリスも好救援で貢献。同点打の伏兵・北條を含め「みんなをヒーローにしたい」と感謝した矢野監督は「ウチにとっては、単なる1勝ではない。坂本を止められたというのも、そういうことにつながるかもしれない」と手応えを持ち帰った。

 87年に並ぶ球団ワーストの巨人戦開幕7連敗を免れ、広島との同率3位をキープ。執念の首位たたきで、2位ヤクルトを含む4チームが2ゲーム差でひしめく混セを演出した。15日は菅野が相手。一体感と少しの自信を携え、大エース攻略に底力を込める。(長田 亨)

 ★元年初戦の伝統の一戦

 ◆昭和11年7月15日(名古屋・山本)

 巨人7―8阪神

 [勝]藤村富美男[敗]青柴憲一[本]山口政信(神)中島治康、林清一(以上巨)

 沢村、若林両エースが先発も乱打戦となり、阪神が終盤反撃。9回に投手・青柴の失策で決勝点を挙げた。

 ◆平成元年4月11日(甲子園)

 阪神3―1巨人

 [勝]池田親興[敗]槙原寛己

 両先発が完投の投手戦。巨人が2回先行も、阪神は4回遊撃・勝呂、5回には槙原自ら三塁悪送球で痛恨の2失点。

【注】昭和11年のチーム名称はタイガースだったが、便宜上阪神としました。

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