巨人の岩隈久志投手(38)が14日、“本格的なブルペン投球”を再開した。
ジャイアンツ球場の室内練習場でキャッチボールなどで汗を流した後、ブルペン入りし、ブルペン捕手を立たせて感触を確かめるように30球投じた。「(感触は)良かったと思う。ボールの伸びも出てきたし、いい傾向かなと思います」と振り返った。
17年9月に手術を受けた右肩の状態を考慮して、ファームで調整を続けている岩隈。これまではブルペンでネットスローを行うことはあったが、捕手相手に投げるのは、春季那覇キャンプ以来。
今後の見通しについて、「ここからもう1つ段階を上げて状態もレベルも上げていけたらなと思う。球数も増やしていかないといけない。もう(捕手を)座らせてもいいくらい。これから定期的に(ブルペンに)入っていく」と手応えを口にした。