【阪神】矢野監督、どんと来い…「坂本に打たれたから負けるっていうことじゃないのよ」

ベンチで報道陣の質問に答える矢野監督
ベンチで報道陣の質問に答える矢野監督

 阪神・矢野燿大監督(50)が13日、14日からの巨人2連戦(東京D)で対戦する坂本勇について、“無意識のススメ”を説いた。開幕から36試合連続出塁のセ・リーグ新記録を樹立した坂本勇には今季、直接対決でも対戦打率3割9分1厘と苦戦。それでも甲子園で指名練習を見守った指揮官は、自軍投手陣へのプレッシャーを軽くする策を披露した。

 開幕から0勝6敗と圧倒されている伝統の一戦。3カード目の対戦を前に、矢野監督は「野球ってさ、坂本に打たれたから負けるっていうことじゃないのよ」と、どっしり構えた。内角球の対応など、「天才的な打ち方をする」と一目置くが、監督としての考えは別。「大げさに言えば、ヒットを4本打たれたって勝てることもある」と、チームとしての初勝利に全ての照準を合わせる。

 14日の初戦に先発する青柳も、「1人のいい打者として意識はしますけど、坂本さんを抑えたからといって勝てるわけではない」と同調した。今季は2打数1安打ながら、通算で15打数2安打と抑え込んでいる坂本キラー。4月3日の対戦では5回4失点で降板しているだけに、「チームが勝てるように投げるのがベスト」と、冷静さを失わなかった。

 首位を走る宿敵とは3ゲーム差。矢野監督は巨人の背番号6に、「そりゃ止めたいよ。(投手は)俺が止めた!って自分のモチベーションにも変えられるから」と、チラリと本音ものぞかせた。勝って止めるのが最高の形。しかし、チームの勝利という最優先事項を、決して見失うことはない。(長田 亨)

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