【オリックス】エップラー、兄の意地で日米初勝利だ…弟はNFL入り有力QB

来日した弟のシェルトン(右)から激励を受け、笑顔を見せるオリックスのエップラー(カメラ・牟禮 聡志)
来日した弟のシェルトン(右)から激励を受け、笑顔を見せるオリックスのエップラー(カメラ・牟禮 聡志)

 オリックスのタイラー・エップラー投手(26)が13日、来日初先発へ向けて、アメリカンフットボール選手で来年のNFLドラフト有力候補の弟・シェルトンから激励を受けた。196センチ右腕は、この日2軍降格したアルバースに代わって19日の西武戦(京セラD)での先発が有力。3試合に救援登板し0勝1敗、防御率1・50で「リリーフとして一人ひとりアウトにすることを大事にしていたので、先発になっても心掛けたい」と気合を入れた。

 米ノースウエスタン州立大(ルイジアナ州)4年のシェルトンは同大学でQBを務め、9月からのリーグ戦に向けて調整中。昨秋のリーグ戦では同大学記録を更新する1試合のパス獲得474ヤードを記録し、プロから注目された。11日に来日し、観戦した12日の楽天戦(ほっともっと神戸)ではタイラーが4回1失点と好投。先発として白羽の矢が立った。この日は球団の投手練習を見学し、兄とともにランニング。異国の地で奮闘する兄の姿に「日本の文化に適応しているのがすごい。野球でもチームを助けてほしい」と期待した。

 メジャー経験のないタイラーは来日後も未勝利で、プロのトップリーグでは日米とも0勝。シェルトンは18日に帰国するため生の雄姿を見せることはできないが「弟にいいところを? そうだね」と初勝利へ胸を高ぶらせた。弟が足を踏み入れようとするNFLは平均年棒2億円超、最高で30億円を超える世界。タイラーは今季年俸6500万円だが、ひと足先にプロでの「初勝利」を刻み、兄の意地を見せる。(牟禮 聡志)

 ◆タイラー・エップラー(Tyler Eppler)1993年1月5日生まれ。米テキサス州出身。26歳。サム・ヒューストン州立大から2014年のドラフト6巡目(全体191位)でパイレーツ入り。メジャー経験はなく、昨季は3Aでリーグ2位の13勝(6敗)を挙げた。今春キャンプ中に合流。196センチ、104キロ。右投右打。既婚。

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