【DeNA】4年目ラミレス政権、最下位低迷の3つの誤算

アレックス・ラミレス監督
アレックス・ラミレス監督
DeNA主なリリーフ陣の昨季と今季の成績
DeNA主なリリーフ陣の昨季と今季の成績

 DeNAが借金11で首位と9差の最下位に低迷している。2016年から2年連続で3位に食い込み、CSに出場。17年には日本シリーズにも進出するなど、近年は地力をつけてきた。ラミレス政権4年目の今季、集大成とみられていたチームに何が起こっているのか。「謎解き 球&A」でひもとく。

 DeNAの誤算は大きく分けて3つ。まずは中継ぎ陣の不振だ。ラミレス監督が「一番の強み」と自信を持っていた救援陣の成績が順位に大きく影響している。

 “8回の男”パットンは開幕2カード目のヤクルト戦で2戦連続3失点以上と打たれ、すでに3敗。復調してきたが防御率は8・68だ。三嶋も5月の阪神戦にて3戦中2戦でサヨナラ負けを喫するなど、防御率6・35。昨季65試合に登板した三上はこの日、右肘を手術。昨季70試合に登板した砂田は防御率4点台で2軍調整中と、軒並み力が発揮できていない。チーム関係者は「今までの蓄積疲労があるのかもしれない」と過去数年の登板過多を指摘した。

 2つめは主軸の不振。17年の首位打者・宮崎は3、4月の打率が1割6分5厘。今月に入り、月間3割5分1厘と復調したが、今度は昨季の本塁打王・ソトの成績が一気に下降。5月の月間打率は1割3厘で本塁打0。ロペスも今季2割4分1厘と本来の姿ではない。

 また昨季からの課題だった「1番」も固定できていない。ここまで5人を起用し、神里の23試合が最多だが、リーグワースト2位の44三振と最適とはいえない。

 3つ目には首脳陣の起用法、采配がはまらないこともある。象徴的な場面は8日の巨人戦(新潟)。3点差に迫られ、2死満塁で国吉を投入。押し出し後、走者一掃となる二塁打で逆転された。制球に不安があり、イニング途中のピンチからの経験が浅い右腕には、荷が重すぎるように思えた。結果論にはなるが、先発を我慢して続投すれば打たれ、きっぱり代えると中継ぎが失点するなど、継投が裏目に出ることが目立ってしまう。

 まだシーズンは3分の1も消化していない。南場オーナーはフロントに「適切な対応を」と指示している。新外国人獲得なのか、トレードなのか、もしくは首脳陣のテコ入れなのか。現状を打破する策を模索中だ。筒香、今永と投打の主力は好調。東ら先発陣がそろいはじめ、宮崎は復調した。残り106試合。浮上のチャンスはまだ十分ある。(DeNA担当・岸 慎也)

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