【六大学】“元清宮の相棒”早大・加藤、打率4割5分8厘と絶好調…開幕7戦連続H

1回2死一塁、右中間に先制の適時二塁打を放った早大・加藤
1回2死一塁、右中間に先制の適時二塁打を放った早大・加藤

◆東京六大学春季リーグ第5週第3日 早大3―1立大=延長11回=(13日・神宮)

 今秋ドラフト候補の早大・加藤雅樹右翼手(4年)が負ければV逸の立大戦で、初回に先制二塁打を放った。早実時代に日本ハム・清宮と3、4番を組んだ主砲は2安打1打点。チームは延長11回に押し出し四球で勝ち越し、元ロッテ、米メッツの小宮山悟監督(53)の継投もズバリ。勝ち点2で優勝戦線に踏みとどまった。

 骨が折れる思いで1点をもぎ取った。11回1死一、三塁から加藤が申告敬遠で歩いた直後、決勝の押し出し四球。「我慢、我慢でした」と一塁走者の主将は拳を振り上げた。打線が11安打1得点で敗れた12日に続き、11回で15安打3得点。4番として初回2死一塁から右中間フェンス直撃の先制二塁打で、必死に突破口を開いた。

 指揮官の厚い信頼に応えた。小宮山監督には肩に手を回され、「骨折しない限り、代えないぞ」と耳打ちされる。開幕から3発を含む7試合連続安打で打率。2年春に続き史上13人目の2度目の首位打者も視野に入る。阪神・畑山統括スカウトは「タイミングの取り方が良くなり、間ができている」と語った。

 早実で2年後輩の清宮は右手骨折から14日に実戦復帰する。加藤は「刺激になっています。甲子園に行ったときも苦しみながら強くなった。こういう展開を大事にしたい」。爽快な笑顔に包まれた気骨で、優勝にわずかな望みをつないだ。

 ◆加藤 雅樹(かとう・まさき)1997年5月19日、東京・昭島市生まれ。21歳。小学2年で野球を始め、中学3年時にシニア日本代表。早実では主将、捕手で清宮と2015年夏の甲子園4強。高校通算47発。早大で外野手に転向し、1年春から出場。リーグ通算で現役最多9本塁打、200打数62安打、打率3割1分。185センチ、88キロ。右投左打。

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