三谷幸喜、歴史ギャグ漫画「風雲児たち」を歌舞伎化 「僕がやるのにふさわしい」

風雲児のタイトルに負けじと?服を風になびかせ意欲を見せる松本幸四郎(左)と三谷幸喜氏
風雲児のタイトルに負けじと?服を風になびかせ意欲を見せる松本幸四郎(左)と三谷幸喜氏
歌舞伎座での主な新作、新演出作品
歌舞伎座での主な新作、新演出作品

 松本幸四郎(46)が主演、三谷幸喜氏(57)が初めて東京・歌舞伎座で脚本・演出を手掛ける「六月大歌舞伎」夜の部「三谷かぶき『月光露針路日本(つきあかりめざすふるさと)風雲児たち』」が6月1~25日に上演される。三谷氏にとって13年ぶりの歌舞伎作品で、歴史ギャグ漫画「風雲児たち」を歌舞伎化する話題作。本番まであと3週間、幸四郎、三谷氏がそれぞれ意気込みを語った。(土屋 孝裕)

 三谷氏が歌舞伎作品を手掛けるのは06年「決闘!高田馬場」以来13年ぶり。歌舞伎座では初めてだ。

 「前回がパルコ劇場(16年から休館中)で、できれば次もパルコで、というのはあったけど、13年間空いたことにあまり意味はない。僕は積極的に働きかける人間ではなくて、歌舞伎をやりたいっていうより、お話をいただいたらやりましょうというスタンスなので」

 歌舞伎は3~4回見ているが、新しくなった歌舞伎座を訪れたことはない。

 「歌舞伎座でやりたい、というのもなくて、蓋を開けたら歌舞伎座でやるんだという感じ。幸四郎さんから歌舞伎がまたやりたいです、と言われたことの方が大事でした」

 もともとは幸四郎の父・白鸚の大ファン。95年に脚本を手掛けたフジテレビ系ドラマ「王様のレストラン」に白鸚(当時は幸四郎)が主演し、高麗屋と仕事をするように。もちろん、幸四郎の演技も高く評価する。

 「幸四郎さんは二枚目の格好よさと、スッと力が抜けて三枚目的な部分を前に出してくれるギャップが面白い。メリハリが素晴らしいなと思います」

 昨年、初めて幸四郎と2人で食事をした際、以前からファンだった「風雲児たち」の歌舞伎化を提案した。

 「僕はそれほど歌舞伎に詳しくない。(歌舞伎作品を書いた)野田秀樹さんらと同じようなことをしても、皆さん以上のものはできない。僕がやるのにふさわしいというか、僕が感じる歌舞伎の面白さでもあるスペクタクルで、ダイナミズムがある作品を選びました」

 すでに稽古に入っているが、一つだけ不安なことがあるという。

 「僕が今、稽古しているものが、果たして歌舞伎なのかどうかと。常に、これは歌舞伎になってますか、というのを幸四郎さんに確認しながら作ってます」

風雲児のタイトルに負けじと?服を風になびかせ意欲を見せる松本幸四郎(左)と三谷幸喜氏
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