【巨人】中川、活躍見せることが一番の恩返し 天国のおばあちゃんへ後押ししてくれた母へ…独占手記

試合前、キャッチボールで調整する中川
試合前、キャッチボールで調整する中川

◆巨人1―4ヤクルト(12日・東京ドーム)

 12日は母の日。巨人の中川皓太投手(25)が、母・夏美さん(59)へ向けスポーツ報知に独占手記を寄せた。この日の登板はなかったが、開幕から15試合連続無失点を継続中。プロ4年目で頼れる中継ぎとして急成長した左腕が、感謝の思いをつづった。

 大阪から広島・山陽高に進学すると決めて、家を出ました。それから大学を経て、プロになり4年目。1軍で活躍することが何より、と強く思ったのは昨年です。母は祖母の介護で忙しく、球場に見に来ることが難しかったけど、テレビで試合を見てくれていた。少し認知症の症状が出ていたおばあちゃんも「投げてるね」とか言ってたと聞いてすごいうれしかった。

 投げる姿を見てもらえるだけでも、僕のことを思ってもらえると分かったから、頑張ろうって思えました。昨秋におばあちゃんは亡くなったけど、どこかで見てくれているはずです。

 高校で野球部を引退後、気持ちが完全に切れて「野球を辞めて、普通に大阪の大学に行く」と言いました。お母さんとは「それでもいいよ」という話もした。結局、お父さんの熱い気持ちに押されて続けると決めたけど、母はいつも僕を後押ししてくれました。

 また野球をやるのかあ、という気持ちが大きかったけど、今となっては、簡単にはなれないプロ野球選手になり、見ることができない景色を見ることができています。それは今までのサポートがあったから。本当に感謝しています。

 これまで、自分が何をしても代えることができないぐらいの恩を受けてきました。誕生日や記念日にはプレゼントを贈っているけど、本当はサプライズで何かプレゼントをしたくて。でも、何をしたらいいのか思いつかないのが正直なところです。

 おいおいやっていけたらいいかなと思うけど、今僕は、去年よりチームに必要とされているポジションにいることができている。まずは活躍して頑張っているところを見せることが、感謝を伝える意味でも一番いいかな。今年贈ったアイマッサージャーもたくさん使ってください。これからもよろしくお願いします。(巨人軍投手)

 ◆中川 皓太(なかがわ・こうた)1994年2月24日、大阪・富田林市生まれ。25歳。山陽高(広島)では甲子園出場なし。東海大では主に先発として活躍。15年ドラフト7位で巨人入団。3年目の昨年8月19日の中日戦(東京D)でリリーフ登板し、プロ初勝利をマークした。183センチ、86キロ。左投左打。年俸1900万円。背番号「41」。

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