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【ヴィクトリアマイル】ノームコア、1分30秒5JRAレコードでV!豪州の若き天才レーン騎手はJRA・G1初制覇

中団から豪快に差し切ったノームコア(左から2頭目)。レーンは左手を高らかに上げた
中団から豪快に差し切ったノームコア(左から2頭目)。レーンは左手を高らかに上げた

◆第14回ヴィクトリアマイル・G1(5月12日・芝1600メートル、東京競馬場、良)

 第14回ヴィクトリアマイル・G1が12日、東京競馬場で行われ、5番人気のノームコアが首差で初のG1タイトルを手にした。牝馬限定G1で飛び出した1分30秒5のJRAレコードは、サプライズ続きの令和競馬を象徴する決着となった。また、鞍上のダミアン・レーン騎手(25)=オーストラリア=は来日3週目で念願のJRA・G1初制覇。騎乗停止のルメールの代役を任されたオークス、日本ダービーでも有力馬に乗る豪州の若き天才から目が離せなくなった。

 新時代の衝撃が止まらない。ゴール前の激しい叩き合いからノームコアは、レーンの激しいアクションに応えてグッと抜け出した。最後はプリモシーンの猛追を首差で退けて、従来のコースレコードを0秒8も塗り替える1分30秒5の日本レコードだ。「JRAもそうですが、海外のG1勝利は初めてなので最高の気持ち」。“豪州の若き天才”が、その腕前を存分に見せつけた。

 冷静な手綱さばきが光った。スタートがひと息でも出たなりで馬群の中団7番手を進み、ペースに惑わされず1番人気のラッキーライラックの直後で絶妙にマーク。「レース前に(マークを)考えていた馬の1頭で、自分から前に行かずにスムーズに運べた。レースのペースが速かったのも、この馬に合っていた」。直線入り口で窮屈になりながらも、切れ味を生かすイメージを頭に描き、うまく末脚を引き出した。

 25歳の若さで母国・豪州でG1・15勝をマーク。日本の競走馬に強い興味を抱いて短期免許で初来日した。06年のメルボルンCを制したデルタブルースをきっかけに関心を持ち、日本から豪州に移籍したトーセンスターダムとのコンビでG1・2勝。「最近は日本の馬が世界中で活躍しているし、こういう強い馬が日本にもっといるんじゃないかと思って来た」。先週の火曜日には北海道の社台スタリオンステーションやノーザンファームを訪ね、種牡馬見学やあいさつ回り。実力はもちろん、日本競馬から謙虚に学ぼうとする姿勢が好結果に表れた。

 短期免許で初来日した最初の週に新潟大賞典でいきなり重賞初制覇。前日はレースレコードで制した京王杯スプリングCを含む4勝の固め打ちで、この日も3勝と3週間で計13勝の大暴れ。レーン株は急上昇だ。来週以降も騎乗停止中のルメールの代役で、オークス(コントラチェック)、ダービー(サートゥルナーリア)とG1で有力馬がスタンバイ。「今日みたいな結果が残せるように頑張りたい」。キラ星のごとく現れたニュースターが、春のG1戦線を席巻しそうだ。(坂本 達洋)

 ◆ノームコア 父ハービンジャー、母クロノロジスト(父クロフネ)。美浦・萩原清厩舎所属の牝4歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算成績は9戦4勝。総収得賞金は2億825万8000円。主な勝ち鞍は紫苑S・G3(18年)。馬主は池谷誠一氏。

 ◆ダミアン・レーン(Damian Lane)1994年2月6日、オーストラリア生まれ。25歳。09年に豪州で騎手免許取得。13年に重賞初制覇を飾り、クラークチャリティーC(トラストインアガスト)で初のG1タイトルを獲得。豪州でG1通算15勝。短期免許を取得した4月27日からJRA通算44戦13勝(重賞3勝)。166センチ、53キロ。

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