◆広島8―1DeNA(12日・マツダスタジアム)
広島はDeNA戦で「母の日ユニホーム」を着用して臨んだ。お母さんの優しさをイメージしたピンク色を胸ロゴ、背番号、帽子に彩り、左腕には、乳がんの早期発見と早期治療を推進する「ピンクリボン運動」を象徴する「ピンクリボンワッペン」をつけた。
この日の試合で登板しなかった野村祐輔投手(29)と大瀬良大地投手(27)は、それぞれ「かわいい」と評した「母の日ユニホーム」に母へのメッセージをしたためた。野村は「いつもありがとう/ハルの世話/よろしくね!」と書き込み、「ハルはペットの犬です。2年前から飼っている犬です。小さな頃から心配や迷惑をかけてきた。何か親孝行できるような息子になりたい」と、母・真由美さんの笑顔を思い浮かべて照れ笑い。
大瀬良は「感謝/体に気を付けて/いつまでも元気で!」とペンを走らせた。母・さつみさんについて「どんなときでも一番応援してくれて一番味方でいてくれた」と、しみじみ。ピンクリボン運動については「こういった機会に早期発見や早期治療に目を向けていただいて、みなさん健康で過ごしていただきたい」と力説した。
各選手がメッセージを記入したユニホームは後日、選手の母に届けられる。