【中日】与田監督のナインに対する愛情「笠原の親御さんも心配だっただろうな」

中日・与田監督
中日・与田監督

 苦しい戦いを強いられている中日・与田監督が少しだけ安堵(あんど)の表情を見せた。中日は11日、不整脈の症状を訴えていた笠原が「カテーテルアプレ―ション治療」を受け、復帰のメドが立ったと発表。指揮官は「もちろん何もないのが一番いいんだけど、一番いい結果になったと思いますよ」と素直に喜びを口にした。

 与田監督も20代半ばの息子の父親だけに、人ごとではなかったようだ。「最近はご両親が僕よりも全然年下という選手もいるんだから。笠原の親御さんなんかも、僕と年齢が近いし、心配だっただろうなと思いますよ」。プロ野球選手を子に持つ親が勝つこと、タイトルを取ることだけを願っているわけではない。愛情を注いできた我が子が、故障や病気なく、グラウンドに立つことを何よりも祈っているはずだ。

 与田監督はプロ入り前から血行障害を抱え、新人王を獲得してからも肩、肘の故障に悩まされた。現場を預かる指揮官として、数多くの離脱者に悩まされているが、誰よりも選手を思う親心がある。

 「笠原も(血行障害の)藤嶋もそうだし、現場から離れたことだけを考えると、運が悪いと言われるでしょう。でも、彼らは最悪のことにならなかったから強運なんですよ。本当に運が悪かったから、野球ができなくなっちゃうわけですから。数か月とか、この1年だけの話じゃないんでね」。愛情あふれる監督の期待に、次はナインが恩返しする番だ。(表 洋介)

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