【巨人】岡本、17戦ぶりの勝ち越し8号「打たなさすぎてフェン直かと思った」

5回、勝ち越しソロを放ち、スタンドにジャビット人形を投げ入れる岡本
5回、勝ち越しソロを放ち、スタンドにジャビット人形を投げ入れる岡本

◆巨人19―7ヤクルト(10日・東京ドーム)

 岡本の振り抜いた打球が左翼席中段に突き刺さると、G党のボルテージが最高潮に達した。ベンチへ戻ると笑顔でナインとハイタッチを交わし「久しぶりのホームランだったので、僕より周りがざわついていました」とおどけた。

 5点差を追いつき、先頭で迎えた5回。2ボール1ストライクからの小川の高めシュートを捉えた。17試合ぶりとなる勝ち越しの8号ソロ。「(本塁打を)打たなさすぎて、打った瞬間マジでフェンス直撃の二塁打かと思いました」と自身も驚いた一発だった。

 1打席目は直球に差し込まれていた中で変化球に凡打。試合後の原監督は「一番いけない形」と指摘したが、「その部分を修正して、インサイドを思い切って的を絞ってね。すごくいいことだと思う」と評価した。その後も広角に打ち分け、今季初の猛打賞となる4安打の固め打ち。「大振りになって前半崩れていたので、芯に当てることだけ考えた。ここ最近、いい感じで振れていたので今日は良かったと思います」とうなずいた。

 なかなか結果が出ず、“変化”することを自身に課した。「打てていないので一番いいものを探しています。タイミングの取り方を工夫して」。左足の上げ方を始めに打撃フォームを微調整。さらに、よりポイントを前にしてボールを捉えるように努め、5日の広島戦(マツダ)で9試合ぶりにマルチ安打を記録すると、その後3戦で14打数7安打。再び打線の核として十分な活躍を見せ始めた。

 指揮官も「彼の中で多少、トンネルというものを感じながらやっていたと思うので、また気分良く明日から打席に向かうことができると思うね」と今後の本塁打量産へ期待を込めた。ともにお立ち台に上った同郷の亀井からは「奈良県民の誇りです」と言われ「これまで僕が打線のつながりを切っていたみたいなものなので頑張ります」とさらなる奮起を誓った若き4番。豪快なフルスイングで描く、でっかい放物線を、これからもみんなは待っている。(河原崎 功治)

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