【DeNA】宮崎、復活の2発…35戦目で初の猛打

1回1死、宮崎(左)が床田から左越えソロを放つ(カメラ・豊田 秀一) 
1回1死、宮崎(左)が床田から左越えソロを放つ(カメラ・豊田 秀一) 

◆広島2―6DeNA(10日・マツダスタジアム)

 赤く染まったカープファンを静寂に包み込んだ。宮崎の打球はまたしても軽々と左翼フェンスを越えていった。3点リードの5回先頭。2勝を献上している床田の内角直球に腰を回転させ、芯に当てる技術でさばいた。初回の4号ソロに続く5号ソロで今季初の1試合2発。「内角の球をうまくとらえることができました」。不振が続いたおととしの首位打者のバットがチームの連敗を5で止めた。

 長いトンネルの出口にようやくたどり着いた。2年連続3割のバットマンが3、4月は打率1割6分5厘。打順も7番まで下がるなど、チームの最下位低迷の要因のひとつとなっていた。

 しかし、ラミレス監督はスタメンから外すことはなかった。4月末、連日宮崎と会話を交わし助言してきた指揮官は復調を予測。この日の試合前も「メンタル的にも良くなっている。スイング、体の反応を良くしている。我々の知っている宮崎が戻ってきた」と太鼓判を押した。

 まさにその通り。9回の中越え二塁打で今季35試合目で初の猛打賞もマークした。今月はこれで3割6分7厘。「徐々に1球で仕留められる打席が増えてきた。一日一日の積み重ね。明日が大事になる」と引き締めた。年上の大和をはじめ、その打撃技術を頼りにする宮崎の“生徒”は多数。チームメートからの信頼は厚い。ラミレス監督が「リーグ屈指のバットコントロール」と認める宮崎の復調がそのまま、最下位に沈むチームの反攻につながる。(岸 慎也)

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