生駒、“奈良県支部決戦”を逆転で制し大会3連覇…第28回南大阪大会

6回、山澤の二塁打で生還した生駒・山内。逆転に父母たちも大喜び
6回、山澤の二塁打で生還した生駒・山内。逆転に父母たちも大喜び

 ◆第28回南大阪大会 ◇◇中学生の部▽決勝 生駒ボーイズ5―3奈良葛城ボーイズ(2、3、5、6日・大阪シティ信用金庫スタジアムほか)

 「第28回南大阪大会」は6日、決勝が行われ、生駒ボーイズが奈良葛城ボーイズとの“奈良県支部決戦”を逆転で制し、大会3連覇を飾った。

 振って振って、優勝をつかみとった。2点を追う6回だ。1死満塁で打席には山澤。2ボールからのファーストストライクを狙いすまし、左翼線へ運んだ。走者一掃の逆転二塁打に「うれしかった。監督からどんどん振っていけと言われていたので、打つ気満々でした」と、9番打者の笑みがはじけた。

 4月28日に行われた「全日本中学野球選手権大会(ジャイアンツカップ)」の奈良県地区予選で敗退。この大会では初戦から、中本監督は「1球目から振っていけ」と指令を出した。思い切りのいい打撃を取り戻すため、3球でアウトになろうが初球からフルスイングをナインに求めた。

 選手らも監督の意図を図り、山澤のように初球から全力でスイング。得点にはなかなか結びつかなかったが、軽快な攻撃のリズムが生まれ、それが勝利につながったともいえるだろう。

 準決勝で消極的と判断され、代打を送られた主砲の近藤は、6回に初球をしばきあげ左中間へ二塁打。逆転勝ちの足がかりとなる一打を放ち「4番なのに代えられて悔しかったので、決勝では初球から振っていく気持ちが大きかった」と満面の笑み。先発投手としても7回3失点と好投した。

 5回2死三塁から中前へ適時打を放った寺川主将も気持ちは同じ。こちらは初球、ストライクを見逃したこともあり「正直、やばいと思いました」と2球目に必死で食らいつき結果を出した。

 奈良県支部の強豪同士の対決となった決勝を制し、大会3連覇。「初球打ち」以外に「夏につなげるため勝つ」という監督の指令も、見事に達成した生駒ナイン。「予選までしっかり戦い、最後はいい思いをしたい」というキャプテンの目標もしっかりと実現する。

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