日大元副総長らが「新しい日本大学を作る会」設立 執行部に慰謝料請求へ

 日大の元副総長4人らが7日、文部科学省で会見し、大学職員らがアメフト部のタックル問題などで精神的な苦痛を受けたとして、法人の田中英寿理事長ら執行部を相手取り慰謝料の支払いを求めると明らかにした。「新しい日本大学をつくる会」を設立し、法的手続きと並行して世論喚起の集会を開き、理事全員の退陣を求めていくことを明らかにした。

 同会では理事全員らが忠実義務を果たさず、法人に損害を与えたとして背任罪で捜査当局に来月中にも刑事告発を行う方針を示した。また、理事長に反社会的勢力と交際した疑いがあるとし、組織運営上のガバナンスに問題があると批判。クラウドファンディングで訴訟費用を集め、原告は30~40人を規模を想定しているという。文科省にも学内の監査をするよう要望書を提出した。

 同会の参加者は代表となる牧野富夫、沼野輝彦、勝山進、戸田善久4元副総長と加藤康栄元日大法科大学院研究科長、長沼宗昭元教授の計6人。

 日大では昨年5月、アメフット部選手による試合中の反則プレーを巡り、元監督らが選手に反則を指示した疑いが浮上し、刑事事件に発展。大学側の対応が後手に回るなど、批判を浴びた。田中理事長は公の場に現れることはなく、私学助成金の減額や、昨年度の受験者数にも影響を及ぼしたとしている。

社会

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請