“鳴戸6人衆”が新弟子検査を受験 鳴戸親方がフットワーク軽く原石を発掘

6人の新弟子を迎えた鳴戸部屋。笑顔で出世を誓った(前列左から)丸山竜也、岩田魁、山根駿也、(後列左から)桜井浩太郎、鳴戸親方、元林健治、三島慧太
6人の新弟子を迎えた鳴戸部屋。笑顔で出世を誓った(前列左から)丸山竜也、岩田魁、山根駿也、(後列左から)桜井浩太郎、鳴戸親方、元林健治、三島慧太

  日本相撲協会は7日、夏場所(12日初日、両国国技館)の新弟子検査を行い、6人の鳴戸部屋力士ら13人が受験した。合格者は内臓検査の結果を受け初日に発表され、3日目(14日)から前相撲を取る。

 現役時代、202センチ、157キロの体格を誇った鳴戸親方(元大関・琴欧洲)の持ち味はフットワークの軽さだろう。都内なら車と自転車、都内近郊で渋滞が予想される地域にはバイクで出かけていって、原石の発掘に力を注いできた。その努力が実って夏場所では6人が新弟子検査を受験した。

 190センチ、130キロの三島慧太(けいた、18)は松江市出身。「日帰りで松江まで何度も行ったよ。宍道湖? なにそれ? 観光なんかしてないよ。弟子を捜すんが精一杯だよ」と鳴戸親方。

 三島は松江工業高3年の時に国体レスリングのフリースタイル125キロ級で3位に入った逸材。相撲経験はないが、レスリングの元欧州ジュニア王者の鳴戸親方も、その素質を認めている。「まだ基本動作の練習だけです。自分は相撲経験がないので、7、8年はじっくりと相撲に取り組みたいです」と三島。小学1年の時が134センチ、中学入学時は178センチ、そして現在は190センチとバランスの取れた体には魅力がタップリと詰め込められている。

 同じ鳴戸部屋の元林健治(23)は誕生日が4月22日ということで、年齢制限緩和の措置での入門となったが、実力は確かだ。近大では2017年の全日本学生相撲選手権で準優勝。新大関の貴景勝(千賀ノ浦)とは同級生で高校時代(貴景勝は埼玉栄、元林は近大附)とは4度、対戦して2勝2敗の成績だった。

 しかも、178センチ、172キロの体は、175センチ、169キロの貴景勝とほぼ同じサイズ。「同級生が大関まで昇進したことは、すごく刺激になっています」と元林。持ち味は押し一本とスタイルまで一緒。新大関に追いつけ、追い越せ、元林の新たな戦いが始まった。

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