【HAKONE LIFE】昭和初の大会は唯一4月に開催

 来年の第96回箱根駅伝は令和最初の大会となる。さかのぼって92年前、昭和最初の箱根駅伝は大会史上唯一、4月に開催された。

 1926年12月25日に大正天皇が崩御し、服喪のため大会は1月から4月9、10日に延期された。2月14、15日に行われた第1回を除き、第2回以降は1月上旬に開催(55年以降に1月2、3日に固定)。4月はすでにトラックシーズンに入っている影響などで前年より2校減の5校だけの参加となった。

 箱根駅伝70年史(関東学生陸上競技連盟)には「東農大はシーズンインに備えての猛練習で故障者が続出し、不参加を余儀なくされた。(大会を支援する)報知新聞社から受け取っていた準備金の20円(現在の価値で約5万円)は返さなくてもよかったという」と記されている。

 レースはNHK大河ドラマ「いだてん」の主人公・金栗四三審判長による号砲でスタート。早大が往路、復路ともに制する大会初の完全優勝で4年ぶり3度目の栄冠に輝いた。2位の中大に約25分の大差をつける圧勝だったが、14時間25分37秒4(当時は10分の1秒まで計測)の優勝タイムは、前年より約8分遅い。陽春の気候が理由のひとつと推測されている。

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