◆巨人―中日(2日・東京ドーム)
中日のエンニー・ロメロ投手(28)が3-1の5回に一挙5点を奪われ、5回6失点3被弾で降板した。
快投ムードが一転した。「最後の回は失投が多かった。とても悔しいイニングにしてしまった」。この回、先頭の炭谷に巨人移籍後初アーチを献上した。さらに2死一、二塁から4番・岡本の大飛球はドームの天井を直撃して、遊撃・京田と三塁・高橋の間にポトリ。同点に追いつかれた。続く陽岱鋼には、初球の144キロを完璧に捉えられ、看板直撃の勝ち越しの3ラン。打たれた瞬間、右手にはめたグラブを思い切り地面にたたきつけて悔しがった。降板後は「しっかり反省して次に生かしていきたい」と前を向いた。