【東都】令和初サヨナラ弾男の国学院大・鎌仲、高校野球100年節目でも1号打っていた

9回無死、右越えにサヨナラ本塁打を放った国学院大・鎌仲
9回無死、右越えにサヨナラ本塁打を放った国学院大・鎌仲
15年8月、鹿児島実戦で本塁打を放つ北海・鎌仲
15年8月、鹿児島実戦で本塁打を放つ北海・鎌仲

◆東都大学野球 国学院1x―0亜大(1日・神宮)

 国学院大が令和初戦で亜大にサヨナラで先勝した。0―0の9回無死で、鎌仲純平左翼手(4年)が令和1号のサヨナラ右越え本塁打。プロ注目右腕・吉村貢司郎(4年)が5安打8奪三振でリーグ戦初完投初完封を飾った。東洋大は、エース右腕・村上頌樹(3年)の元号またぎの2試合連続完封で、駒大に先勝した。

 新元号の幕開けをド派手に祝った。両校無得点の9回先頭。国学院大・鎌仲は、フルカウントから亜大の右腕・内間拓馬の真ん中直球を引っ張った。詰まりながらも、打球は右翼席に飛び込んだ。記念すべき令和1号をドラマチックに飾り、「サヨナラ本塁打は人生初ということにしてください」と声を弾ませた。

 神ってる男が決めた。北海高3年だった15年夏の甲子園。高校野球100年の節目で、主将として抽選で開幕戦(鹿児島実戦)を引き当てると、3回に大会第1号の右中間2ラン。しかも18歳のバースデー弾だった。新元号の初戦でも劇的な一発を放ち、「そういうものを持っているのかな。こういう時に強いと思った」と会心の笑みを浮かべた。

 1点が欲しかった。東都で平成最後の試合となった4月25日の東洋大4回戦で1安打完封負け。24日の同3回戦の初回に2点を挙げてから、この日の8回までゼロが続いた。28イニングぶりの得点で1―0のサヨナラ。プロ注目右腕・吉村は「勝ったら、令和最初とみんなで言っていた」と5安打4四球8Kでリーグ戦初完投初完封を遂げた。

 令和初戦のウィニングボールは東都大学野球連盟に寄贈する。鳥山泰孝監督(43)は「喜んで提供します」。1882年(明治15年)に創立された皇典講究所が母体の伝統校で、令和初本塁打、初完投、初完封、初サヨナラと初づくし。指揮官は「そういう星の下に生まれるのは大事なこと。『令和1勝目』。いいな」とメモリアルな響きに浸った。(山崎 智)

9回無死、右越えにサヨナラ本塁打を放った国学院大・鎌仲
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