【DeNA】筒香主将、10連敗に「1試合1試合全力を尽くす」

渋い表情で戦況を見つめるラミレス監督
渋い表情で戦況を見つめるラミレス監督
10連敗となり、引き揚げる筒香(中央)らDeNAナイン(カメラ・中島 傑)
10連敗となり、引き揚げる筒香(中央)らDeNAナイン(カメラ・中島 傑)

◆巨人7―2DeNA(28日・東京ドーム)

 DeNAは中盤までに巨人に大差をつけられ、10連敗となった。15年6月に12連敗して以来の2ケタ連敗。4月中の2ケタ連敗となると、球団では1961年以来の屈辱だ。連敗の要因には、宮崎の不振や、リーグワーストの104四球を与えている投手陣の不調などがある。

 負けが込んでも明るく振る舞ってきたラミレス監督も、さすがに神妙な面持ちだ。10連敗という現実に「我々のチームを考えると予想していなかった。誰もが望んでいなかった」と声を絞り出した。

 今季ここまで先取点を挙げた試合はリーグ最少の8試合ながら7勝1敗。リーグトップの高い勝率を誇る。その得意の形に持ち込めない。この日も初回に先発の京山がビヤヌエバに先制2ランを許した。この10試合で先取点を挙げたのは1試合のみで平均2・2得点。失点し、追加点を奪われる悪いパターンが続く。

 四球の多さも目立つ。104与四球はリーグワースト。1試合平均4を超える。京山が初回、先頭の坂本勇に四球を与え失点につながった。指揮官も「出したタイミングが悪く、それが負けにつながった」と指摘する。

 17年の首位打者で、2年連続打率3割超の宮崎が打率1割7分5厘と絶不調。中継ぎ陣も、パットンが3敗で防御率9・72。守護神・山崎もセーブ機会を1度失敗。昨季を支えた三上、砂田が現在2軍など、力を発揮できていない。

 現状を打破するべく、この日は今季初めて1番に大和を起用。宮崎を6番に下げた。大和は3安打で応えたが、得点はソトの2ランのみ。試合後、チーム日本人野手最年長で精神的支柱の石川と、乙坂の昇格を決めるなど、打てる手は打っているのだが…。

 これで球団通算20度目の2ケタ連敗。過去19度はすべてBクラスでシーズンを終えている。借金は7まで膨らんだが選手は前を向いている。主将の筒香は「落ち込んでいる雰囲気はない。全員で必死にやっている。1試合1試合全力を尽くす」。トンネルの出口を目指しファイティングポーズを取る。(岸 慎也)

 ◆1961年の大洋(現DeNA)

 前年日本一になった勢いで開幕から主砲・桑田武のプロ野球初の2試合連続サヨナラ弾が飛び出すなど開幕4連勝。しかし4月13日の中日戦で逆転負けし初黒星を喫すると5連敗。9回3点リードを守れず引き分けに終わった23日広島とのダブルヘッダー第1試合など2分けを挟んで、中日、国鉄との3連戦で全敗し11連敗。引き分け2試合含め13試合で25得点と打線の不振が響いた。前年、智将ともてはやされた三原脩監督は「11連敗というのは大洋ファンだけでなく世間に申し訳ない」と語った。5月2日の巨人戦に勝って連敗は止まったものの、この年は最下位に沈んだ。

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