張本智和に休養指令 右手薬指&左足首負傷に倉嶋監督「5月7日まで休ませます」 

25日の男子シングルス4回戦でポイントを奪われ、顔をしかめる張本智和
25日の男子シングルス4回戦でポイントを奪われ、顔をしかめる張本智和

◆卓球 世界選手権個人戦 第7日(27日、ハンガリー・ブダペスト)

 卓球男子世界ランク4位の張本智和(15)=木下グループ=に“強制休養”が与えられることが27日、分かった。男子日本代表の倉嶋洋介監督(42)が「5月7日まで休ませます」と明言した。張本は世界選手権個人戦の男子シングルス4回戦(25日)で世界157位の安宰賢(韓国)に2―4で敗れ、今大会を終了。その後は日本選手の応援に回っていた。

 今月上旬にけんしょう炎と診断された右手薬指に加え、ドイツでの直前合宿中に左足首を痛めていたことも判明。程度は軽く試合にはテーピングをして出場したが、倉嶋監督は「まず100%治さないと練習量が積めない。特に指は練習をやりながらだと長引いてしまう。若い時から慢性的にしたくない」と休養の必要性を説いた。張本が故障を理由に長期間練習から離れるのは、代表入り後初めてだという。

 張本は第4シードとして臨み、準決勝まで中国選手と当たらない組み合わせにも恵まれ、この種目で日本勢40年ぶりのメダル獲得が期待されていた。まさかの4回戦敗退後は号泣。「実力が足りなかった」と周囲にも報道陣に対しても故障の影響は否定したが、倉嶋監督は、十分な練習量が積めなかったことで「自分に絶対的な自信を持てなかったというところもあると思う」とおもんぱかった。

 世界選手権後は5月13日に代表合宿が始まり、28日からはワールドツアーの中国オープン(OP)、香港OP、ジャパンOP荻村杯に臨む。東京五輪代表争いにも関わる3連戦だ。今大会は悔しい結果に終わったが、指揮官も「彼はいつも負けた時ほど強くなる。そこに期待したい」。まずは治療と休養で万全のコンディションを整え、元号が令和へと変わった8日から、東京五輪へ再出発する。

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