【六大学】慶大のパイロット志望右腕・高橋亮は自己最速153キロで1回1失点「野球は大学でやり切る」

慶大・高橋亮吾
慶大・高橋亮吾

◆東京六大学春季リーグ第3週第1日 慶大5―2法大(27日・神宮)

 慶大が逆転で法大に先勝し、開幕3連勝を飾った。抑えのプロ注目右腕・高橋亮吾(4年=慶応湘南藤沢)は自己最速153キロをマークし、9回1イニングをソロの1失点。卒業後の進路について、パイロット志望を明言した。

 ジェット機のように、高橋亮の剛球がうなりを上げた。フィリーズのスピードガンで自己最速を1キロ更新。9回先頭に左越えソロを許したが、143キロのカットボールも交え、後続3人をねじ伏せた。「真っすぐが走っていた。先頭に打たれたけど、そこからは持ち味を出せた」とうなずいた。

 高校3年夏は神奈川大会4回戦敗退。「スピードガンで測れるところまで勝ち上がらなかった」と球速不明のまま、大学に外野手として入部した。1年春の新人戦では、早大戦に「5番・右翼」で出場し、明大戦で代打2点タイムリーも放ったが、適性を見込まれ夏に投手転向。「すぐに146キロ出た」。秋にリーグ戦初登板。翌17年春に初白星を挙げ、昨春には開幕投手を任された。

 昨オフに担ぎ投げだったフォームを直し、体重5キロ増の90キロに鍛え上げると、球速は150キロ台を突破。リーグ通算6勝で今春は守護神を担う右腕に、プロのスカウトの視線も注がれる。それでも、本人は「高校時代を考えると、ここまで投げられると思っていなかった。プロというと、自分では壁を感じる。野球は大学4年間でやり切るつもり」ときっぱり。希望の進路を「航空業界。パイロットです」と語った。

 同じ道を志した先輩左腕・田中裕貴(全日本空輸)と昨年まで寮の同部屋。自らもリーグ戦と並行し、就活に励む。将来の夢を問われると、「自分も子供に好きなことを自由にさせてあげたい」。医師の父をはじめ家族に対する感謝を込め、野球人生の集大成に飛び立つ。

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