初音ミク、中村獅童らと「千本桜」共演…ニコ超会議で3年ぶり再演

超歌舞伎で息のあった動きを見せる初音ミク(左)と中村獅童
超歌舞伎で息のあった動きを見せる初音ミク(左)と中村獅童

 バーチャルシンガー・初音ミクが27日、千葉・幕張メッセで開催中の「ニコニコ超会議2019」で歌舞伎俳優・中村獅童(46)と共演し、超歌舞伎「今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)」を上演した。

 日本が世界に誇る「電子の歌姫」と伝統芸能がコラボする超歌舞伎は、動画サイト「ニコニコ動画」を運営するドワンゴが開催する総合イベント「ニコニコ超会議」で2016年から毎年行われており、今回で4回目。今年の演目「―千本桜」は16年の第1回超歌舞伎の再演で、古典歌舞伎の代表作の一つ「義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)」とミクの代表曲「千本桜」の世界観を融合させた作品。

 初音未來、美玖姫(みくひめ)を演じるミクは、口上で「平成最後の超歌舞伎で、歌舞伎に初挑戦した記念作品の『今昔饗宴千本桜』に再び挑むことができますのも、超歌舞伎をご愛顧下さる皆さま方のおかげと厚く御礼申し上げる次第でございます」と丁寧にあいさつ。舞台上であでやかな着物を身にまとい、優美な所作で獅童や澤村國矢と息のあった掛け合いを見せるなど、3年間の“成長”をしっかり披露した。

 3年前の初演時と比べ、着物姿のミクは細部のディテールもクッキリとし、よりリアルで立体感あふれる存在感を見せた。ニコニコ超会議の統括プロデューサーでドワンゴの専務取締役CCO・横澤大輔氏(37)は「ミクのグラフィックは(初演の流用ではなく)一から作りました。ほぼ新作です。初演の時のお客様の反応を見て、どういったところでけれん味を感じていただけるかなどを研究しました。スタッフみんな、3年前よりも200%(の良い作品)にしたかった」と話す。

 「(超歌舞伎は)一過性でなく継続していくべきもの。しっかり伝統芸能の中に入り込んで、歌舞伎が(舞台装置などに)電気を受け入れたように今度はテクノロジーを受け入れて、新しい100年後にこれが当たり前(のスタイル)になる世界を見据えていきながら、これからも携わっていきたい」と意気込んだ。

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