【広島】借金完済王手!長野“ズッコケ”もチーム7連勝 会沢が救った8回V打

4回1死一塁、バティスタの二塁打で三塁を回った長野はバランスを崩し転倒、捕手・加藤(左)にタッチされアウトになる(写真は合成)
4回1死一塁、バティスタの二塁打で三塁を回った長野はバランスを崩し転倒、捕手・加藤(左)にタッチされアウトになる(写真は合成)
8回2死一、二塁、先制の左中間2点適時二塁打を放つ会沢(カメラ・義村 治子)
8回2死一、二塁、先制の左中間2点適時二塁打を放つ会沢(カメラ・義村 治子)

◆広島2―0中日(25日・マツダスタジアム)

 転んでもタダでは起きなかった。長野が演じた“ズッコケ”を乗り越えて鯉が7連勝だ。4回1死一塁。一塁走者のチョーさんがバティスタの左翼線への当たりで二塁を蹴った。三塁コーチの広瀬外野守備走塁コーチも腕をグルグル回している。一気に生還。そう思った直後だった。

 広瀬コーチ「振り向いたらコケていた。ボケーっと立っていた」

 三本間で足を滑らせ、前のめりで派手に転倒した。起きあがった時、既にボールは左翼・福田から捕手・加藤へとわたっており、逃げる間もなくタッチアウト。ぼう然とした表情で汗をぬぐい、脱げたヘルメットを拾った。

 バツの悪い長野は報道陣の質問をひと通り聞いた末「失礼します。お疲れさまでした」。何とも言えない笑みを浮かべながら帰りのタクシーに乗り込むと、車窓から手を振った。

 まさかの事態で先制機を逃したが、8回の守備では、2死二塁で平田の左前打を捕球した西川がノーバウンド返球で二塁走者・高橋を本塁タッチアウト。中日に先制を許さなかった。そしてその裏、2死一、二塁から会沢が中越えの決勝2点二塁打。連夜のお立ち台に登壇した正捕手は「(長野の走塁?)僕からは何も言えないです。後輩(のミス)だったら言いますけど」とニヤニヤが止まらなかった。

 鯉党が「ズッコケたのはコッチだよ」と言わんばかりの珍プレーのち好ゲーム。緒方監督は長野が8回無死一塁からチャンスメイクした進塁打(二ゴロ)を評価して「いいつなぎだった。攻撃の形はできていた」と大満足。最大8あった借金も1まで減らした。27日から元号またぎの12連戦。平成の借金は平成のうちに完済する。(田中 昌宏)

試合詳細
4回1死一塁、バティスタの二塁打で三塁を回った長野はバランスを崩し転倒、捕手・加藤(左)にタッチされアウトになる(写真は合成)
8回2死一、二塁、先制の左中間2点適時二塁打を放つ会沢(カメラ・義村 治子)
すべての写真を見る 2枚

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請