石川佳純&吉村真晴、3大会連続メダル確定…大会直前に緊急再結成もさすが金ペア

石川佳純・吉村真晴組は混合ダブルス準々決勝に勝利し喜ぶ(カメラ・矢口 亨)
石川佳純・吉村真晴組は混合ダブルス準々決勝に勝利し喜ぶ(カメラ・矢口 亨)
息のあったプレーを見せる石川・吉村組
息のあったプレーを見せる石川・吉村組

◆卓球 世界選手権個人戦第4日 ▽混合ダブルス(24日、ハンガリー・ブダペスト)

 【24日=林直史】混合ダブルスで石川佳純(26)=全農=、吉村真晴(25)=名古屋ダイハツ=組が準々決勝でスロバキアのペアに4―2で競り勝ち、3位決定戦がないため銅メダル以上が決まった。3大会連続の表彰台で今大会日本勢初のメダル確定となった。森薗政崇(24)=岡山リベッツ=、伊藤美誠(18)=スターツ=組は敗退。女子シングルスは平野美宇(19)=日本生命=、加藤美優(20)=日本ペイントホールディングス=が8強入り。石川と佐藤瞳(21)=ミキハウス=は敗れた。

 吉村、石川組が3大会連続のメダルを確定させた。準々決勝は第1ゲームを先取される苦しい立ち上がりとなったが、石川のサーブ、レシーブから相手のミスを誘い、試合が進むにつれて吉村の強烈なフォアハンドが決まりだした。4―2の逆転勝利に石川は「苦しい時こそコンビネーションが試される。『ここは我慢だね』と励まし合いながら、プレーできた」と納得の表情だ。

 結成8年、同じペアで世界選手権個人戦は4度目の出場になる。15年蘇州大会は銀、17年デュッセルドルフ大会では日本勢48年ぶりの金メダルを獲得した。だが、入念な準備で臨んだこれまでとは異なり、大会前に張本のけがによりペアが変更となった。百戦錬磨の石川も「正直すごくびっくりした」と動揺があったことを明かしたが、「自分たちの力を証明しようと思った」という意地もあった。

 前回王者として誇れる結果を残し、試合後の取材エリアで涙を浮かべたのは吉村だ。緊急招集でコンディション作りが万全ではなく「今まで世界卓球、五輪を経験した中で一番難しい大会だった」と振り返る。前回大会は男子ダブルスでも銅メダルを獲得したが、ここ最近はシングルスでも目立った成績を残せず、当初は代表落ち。思わぬ形で巡ってきたチャンスをつかみ「1回代表を外れていた。しっかり結果で応えたかった」と感情がこみ上げた。

 石川はこの日、午前10時から午後11時半まで、混合とシングルスで4試合を戦った。シングルスでは4回戦で杜凱栞(香港)に最終ゲーム、6―1から逆転負けを喫した。疲労の影響は否定し「情けない」とショックは大きかったが、混合では2連覇へあと2勝だ。「気持ちを切り替えて頑張りたい」。20年東京五輪正式種目決定後の初めての頂点へ、前を向いた。

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