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【こちら日高支局です・古谷剛彦】新種牡馬キズナ&エスケンデレヤが盛り上げたJRAブリーズアップセール 

 2019JRAブリーズアップセールが4月23日、中山競馬場で行われ、上場69頭がすべて売却される好況だった。

 宮崎、日高各育成牧場で実施された展示会や、22日の比較展示では、思ったより人の出足が少なかったので、「1歳市場が売れたから、もう馬が足りているのかも…」という声も聞かれたほど。ただ、実際のセリではそんな心配はよそに、売却総額9億1260万円(落札総額は8億4500万円)の史上2位。最高落札価格はセール史上初めて5000万円を記録した。

 総じて、今回のセールを盛り上げたのは、キズナとエスケンデレヤの新種牡馬だった。ニシノミラクルの17(牡、落札価格5000万円、杉野公彦氏が落札)、チョウカイクリスの17(牝、落札価格3400万円、山元哲二氏が落札)と、牡牝とも最高価格の馬を出したのはキズナ。産駒5頭の上場で1億3338万円の売却額を記録。エスケンデレヤ産駒は8頭の上場馬のうち、3頭が売却額2000万円を超えた。

 キズナ産駒は、母系によって馬体にばらつきはあるが、前向きな気性に加え、オンとオフの切り替えがしっかりしており、しまいの脚を伸ばせる傾向にある。エスケンデレヤ産駒はその父であるジャイアンツコーズウェイに似たタイプが多く、芝に対応できるスピード馬に育ってきている。それは、この日の騎乗供覧の産駒の動きの良さに表れていた。

 JRA日高育成牧場の馬たちは、展示会の時に「例年に比べ、ずいぶん仕上がっているな」と関係者が口にしていたが、実際、1月から3月にかけて週1回ペースで、スピード調教とトレッドミルを取り入れ、例年よりも負荷をかけられていた。6月に新馬戦が始まり、3歳未勝利の終了時期が早まった今、早くから仕上げていくことを念頭に置く方針に変えたことが、功を奏した印象を受ける。

 もちろん、セールで売れるまでがゴールではない。デビューを迎え、結果を残すことを誰もが願うところだ。今回のセールの好結果が、今年の2歳戦につながることを期待したい。(競馬ライター)

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