【巨人】中川皓太、令和元年がブレイク元年…球宴に初ノミネート

初の球宴にノミネートされ、気合が入る中川
初の球宴にノミネートされ、気合が入る中川

 巨人の中川皓太投手(25)が、「マイナビオールスターゲーム2019」(7月12日・東京D、同13日・甲子園)のファン投票用紙に初めてノミネートされることが22日、分かった。

 今季はセットアッパーとして開幕から9試合連続無失点と奮闘中。平成元年は当時の背番号「41」、斎藤雅樹氏が11試合連続完投や球宴初出場を果たし、大エースへの一歩を踏み出した年だったが、令和元年は同じく「41」を背負う中川が切り開く。

 名実ともに、大きな飛躍を遂げるチャンスだ。今季からセットアッパーとして勝利の方程式に組み込まれている左腕・中川が、球宴のファン投票用紙に初めてノミネートされる。昨季は1軍で30試合に登板し、プロ初セーブも挙げたが、4年目の今季は「8回の男」としてここまで9試合で1勝3ホールド。防御率0・00と安定感を見せている。祭典への出場権を得れば、スター街道が開ける。

 平成元年は、のちの大エースとなる斎藤雅樹が飛躍のきっかけをつくった年だった。11試合連続完投勝利のプロ野球記録を樹立するなど20勝をマーク。初の球宴出場を果たしたのも同年だ。当時の背番号は「41」。中継ぎで立場は違うものの、令和元年のニューヒーロー候補である中川も現在、「41」を背負っている。「自分は目立つタイプじゃないし、今年が勝負の年だとは思っていますけど、欲を出さず、自分が持っているものを100%出せるようにやっていきたい」。控えめな言葉とは対照的に、表情は自信に満ちている。

 ベンチからの信頼も、日に日に厚くなっている。原監督からは、前カードの阪神3連戦(甲子園)を前にセットアッパーに指名された。その期待通り、21日の3戦目では2点リードの8回を3人でピシャリ。9回の攻撃で打席が回ったため代打が送られたものの、攻撃の状況次第ではイニングまたぎも検討されていたという。宮本投手総合コーチが「皓太の評価は高いですよ」と目尻を下げるように、いまやブルペンに欠かせない柱へと成長しつつある。

 今週から来週にかけて菅野、山口ら先発陣が中5日で回ることになるため、中継ぎの働きがより重要なカギになる。「去年よりも、気持ちを楽に持てているというか。自分の持っている力以上のことをやろうとしてもできないので」と中川。「令和の鉄腕」誕生へ、ここが第一関門になる。(尾形 圭亮)

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