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【天皇賞・春】横山典弘騎手が見抜いた!ロードヴァンドール3200メートル大丈夫

長距離戦で素質が開花し始めたロードヴァンドール
長距離戦で素質が開花し始めたロードヴァンドール

◆第159回天皇賞・春・G1(4月28日・芝3200メートル、京都競馬場)

 平成最後の国内G1は伝統の天皇賞・春(28日、京都)。過去3勝を挙げている名手の横山典弘騎手(51)=美浦・フリー=は、ロードヴァンドールの長距離適性を見抜いて春の盾起用を進言。スタミナ豊富なタイプで、自身が逃げ切りVに導いた04年イングランディーレの逃走劇を再現するか。

 ベテランにしか分からない鋭い感覚が働いた。デビューから25戦目。中距離戦に投入されてきたはずのロードヴァンドールが、スタミナ比べの長丁場で花を咲かそうとしている。伝統の天皇賞・春出走は、キャリア34年を誇る横山典の本能から導き出された。

 初めてコンビを組んだのが、4歳時の17年12月の中日新聞杯だった。ハナを切ってスローに落としてからは、持久力が試される展開を演出。0秒3差の3着に粘り込んだ走りに鞍上の嗅覚が反応した。「初めてまたがって分かったよ。この馬、3000メートル試せるんじゃないかって。スタミナはみんなが心配するほどじゃないよ、と思ったね」

 それから目指す方向性が、主戦にはしっかり見えていた。「3000メートルでも平気だよ。それは先生に去年から言っていたんだ。もともとは去年の天皇賞から使いたいと思ってた」。前走の阪神大賞典では初めて3000メートル級のレースに挑戦。途中からハナを奪うと絶妙なペース配分で誘導し、10番人気ながら3着に食い込んでみせた。

 長期休養明けだった3戦前のチャレンジCが12着。続く日経新春杯も13着と大敗を喫していただけに、いろんな意味で収穫の大きな前哨戦だった。「今年に入ってなかなか状態が上向いてこなかった。だけど前走で3着になって、10日に栗東で乗って、『格好ついたな』と思ったよ。思ったより良くなっていた。これで天皇賞へ行けると思ったね。3200メートルを試すにはちょうどいいと思う」。51歳は胸を張って前を向いた。

 長距離戦は、鞍上の技量が大きく左右されると言われる。04年には大逃げを打った10番人気のイングランディーレを勝利に導くなど、春の盾は自身のG1レース最多タイの3勝をマーク。平成最後のG1が得意のレースになるが、名手は「そんなのは関係ないよ」と気にするそぶりもない。目の前の馬一頭、一頭の特徴を捉え、ベストを尽くす―。それが横山典の“勝負スタイル”。平成最後のG1で関東の名手が描いたロードヴァンドールのストーリーは完結する。(松浦 拓馬)

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