【六大学】早大・小宮山監督、初陣の東大戦で13点圧勝…OB広岡達朗氏や清宮克幸氏ら観戦

指揮を執る早大・小宮山監督
指揮を執る早大・小宮山監督

◆東京六大学野球春季リーグ第2週第1日 早大13―1東大(20日・神宮)

 元ロッテ、米メッツ投手の早大・小宮山悟監督(53)が初陣の東大戦で17安打13点の大勝。母校の復権に向けて攻守に鋭い目を光らせた。明大の今秋ドラフト1位候補右腕・森下暢仁(まさと、4年)は6回10安打4失点で初戦黒星。立大のエース左腕・田中誠也(4年)が17年春以来2年ぶりの完封勝利を挙げた。

 船出を飾ったウィニングボールにも、小宮山監督は無関心を装った。メジャーを経て大学で指揮するのは国内初で、早大の元プロ監督も47年秋から57年までの森茂雄氏(元イーグルス選手兼任監督)以来。そんな記念球だが、「僕のところに来なくていい」。7回1失点の左腕・早川隆久に譲るそぶりを見せた。

 プロ注目・檜村篤史の先制右前打&左越え2ランなど17安打13点にも、「ワンサイドで勝ったからいいわけじゃない」と攻守の詰めを指摘。犠打の際は大胆なジェスチャーで指示した。加藤雅樹主将は「監督は隙のない野球、サインを出さなくても選手自ら動いて勝つのが理想」と受け止めた。

 19日に恩師の故・石井連蔵元監督の墓参り。午前7時50分開始の新人戦も視察。「早慶戦に向け完璧な状態にしよう」と声をかけ出陣した。2浪の末に早大でリーグ戦通算20勝。懐かしい応援に「当時のことが脳裏をよぎった」と語った。

 OBの広岡達朗・元ロッテGM(87)、同学年で前ラグビー・ヤマハ発動機監督の清宮克幸氏(51)が観戦。元DeNAの田中浩康コーチ(36)も戦況を見つめた。15年秋以来の優勝を託された指揮官は「諸先輩方が納得できるチームにしたい」と覚悟をにじませた。(山崎 智)

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