久田哲也、世界前哨戦でKO勝ち。今秋大阪で世界初挑戦へ

世界前哨戦でKO勝利をおさめた久田
世界前哨戦でKO勝利をおさめた久田

◇プロボクシング▽50・0キロ契約8回戦 久田哲也(KO5回3分1秒)スティヴァヌス・ナナ・ブー(20日・エディオンアリーナ大阪第2競技場)

 WBA、WBO世界ライトフライ級(48・9キロ以下)1位、WBC世界同級3位の久田哲也(34)=ハラダ=が、世界前哨戦と銘打った50キロ契約8回戦で、インドネシアフライ級王者のスティヴァヌス・ナナ・ブー(28)=インドネシア=に5回KO勝ちをおさめた。5度防衛した日本ライトフライ級王座返上後の初戦で圧勝。陣営は次戦のプロ46戦目で、大阪での世界初挑戦を計画する。通算成績は久田が34勝(20KO)9敗2分け、スティヴァヌスが9勝(2KO)11敗2分け。

 久田が実力差を見せつけた。インドネシア王者相手に初回から主導権を握ると、5回終了間際には鈍い音を響かせながら左ボディーブローを打ち込んだ。インドネシア王者はうずくまり、立ち上がれない。そのままカウントアウトとなった。

 03年11月のプロデビューから15年5か月。プロ20度目のKO勝利を挙げた34歳は、フィニッシュパンチについて「かなり手応えがあった」と笑顔を見せ、「5ラウンドまでかかってしまって」と声援を送ってくれた観客席へわびた。

 私生活では8歳、0歳の双子をもつ3女の父。「30代なかば。『いつまでボクシングやってんねん』と言われるかもしれないけど、自分は子供に夢を与えるボクサーになりたいと思っている」と胸を張った。

 ハラダジム・原田実雄会長は複数団体の王者陣営と同時進行で交渉中。「久田の次戦は世界戦しかない。9月ごろ大阪で実現させたい」と、ジムの看板を背負ってきた弟子にチャンスを与えることを約束した。世界ライトフライ級はWBAスーパー王者に京口紘人(25)=ワタナベ=、WBC王者に拳四朗(27)=BMB=と日本人王者も君臨。久田は「試合が決まれば、勝つ自信はある。絶対に勝つ」。この日までプロ45試合を戦い抜いてきたベテランに、いよいよチャンスが到来する。

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