【HAKONE LIFE】宇賀地強、4年連続花の2区から指導者として次世代へタスキつなぐ

子どもたちと体操をする宇賀地強(右)
子どもたちと体操をする宇賀地強(右)

◆宇賀地 強(31)コニカミノルタプレーイングコーチ 

 次世代へとタスキをつなぐ。1日付でプレーイングコーチに就任した宇賀地は「これまで感覚に頼ってきたことを、どう言葉にして伝えるか。指導していく中でつかんでいきたい」と思いを口にした。2010年にコニカミノルタに入社すると、12年10月から約6年半も主将を務め、中心選手としてチームを引っ張った。

 駒大時代からガッツあふれる走りが持ち味だったが、指導理論はクールだ。「『自分たちはこうだった』ではなく、選手たちの物差しに合わせていくことが大事」。13年モスクワ世界陸上1万メートルに出場するなど、実力は日本トップクラス。だからこそ経験を伝える以上に、個々に合った指導の重要性を理解している。

 箱根駅伝では4年連続2区を担い、優勝にも貢献。「最大目標だった優勝もクリアでき、実業団で競技する上での土台ができた。大八木(弘明)監督の下で4年間を完結できたのは幸せなことだったと思う」と恩師への感謝も忘れない。これからは宇賀地自身も若手育成に取り組むが、練習はもちろん、競技会などにも参加する予定だという。第一線から退いたヒーローの新たな挑戦が始まる。(太田 涼)

 ◆宇賀地 強(うがち・つよし)1987年4月27日、宇都宮市生まれ。31歳。2006年、作新学院高から駒大に入学。箱根駅伝では4年連続で花の2区を担い、1年13位、2年5位、3年6位、4年3位。2年時には優勝に貢献した。10年にコニカミノルタ入社。13年モスクワ世界陸上1万メートル15位。自己ベストは1万メートル27分40秒69(日本歴代8位)、ハーフマラソン1時間0分58秒(日本歴代8位)、マラソン2時間10分50秒。164センチ、50キロ。

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