【札幌】鈴木武蔵、平成最後のホーム戦「点を決めて勝ちたい」

試合形式の練習で競り合う札幌FW鈴木(左)(カメラ・砂田 秀人)
試合形式の練習で競り合う札幌FW鈴木(左)(カメラ・砂田 秀人)

 J1北海道コンサドーレ札幌のFW鈴木武蔵(25)が、「新・節目男」に名乗りを挙げる。札幌は18日、ホーム・横浜M戦(20日)に向け、宮の沢で紅白戦を実施。主力組に入った鈴木は、横浜M相手にゴールと勝利のW取りを宣言した。クラブ通算1000得点を決めるなど活躍し節目男と呼ばれたFW都倉賢(32)=C大阪=に代わり今季から9番を背負う鈴木が、平成最後となる札幌ドームでの戦いで、異名を奪い取る活躍を見せる。

 はっきりと口にした。横浜M戦を2日後に控えた18日、鈴木の思いは明確だった。「平成最後のホームゲームという、節目の試合になるので。得点を決めて勝ちたい」と話し、その目を輝かせた。

 平成8年(1996年)にJFLからスタートしたクラブは、これまで道内でリーグ戦442試合を戦ってきた。5度のJ1昇格中4度を札幌で決めるなど、数々の勝負を繰り広げてきた平成も残りわずか。本拠地での試合は横浜M戦が最後になる。5試合ぶりのゴールを決め、2連勝で鈴木が一時代を締めくくる。

 手応えはある。前節(13日)のC大阪戦に1―0で勝ち、連敗を3で止めたが「ホッとはしたが、浮かれている選手は誰一人いない」と話すように、チームの集中力は保たれている。18日の紅白戦ではアンデルソンロペスらと「距離をもっと近くしてやっていこう」などと、前線3人の関係性を確認。指摘するだけでなく、いいプレーをした際は「褒め合うようにしてきた」と、好循環を生む雰囲気作りにも取り組んで来た。「連係は絶対にもっと良くなっていく」と鈴木は語気を強めた。その実感を、明日のピッチで示す。

 異名もつかみ取る。昨季までの5年間でクラブ通算1000得点を挙げるなど、「節目男」と呼ばれた都倉が着けた9番を、今季は鈴木が背負う。3月には日本代表に初選出されたが、リーグ戦では3月9日の清水戦(5○2)を最後にゴールから遠ざかる。悪い流れは平成の間に断ち切る。「どっちが決め切れるかが鍵になる試合。相手も攻撃力はあるが、球際など決まり事をしっかりやれば、チャンスは出る」。クラブ史にも残る戦いで結果を残し、「節目男」の称号は、武蔵が令和へ受け継いでいく。(砂田 秀人)

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