【札幌】元年生まれ道産子・宮沢、平成ラストホーム試合で白星締め誓う

パスを出す札幌MF宮沢主将(カメラ・砂田 秀人)
パスを出す札幌MF宮沢主将(カメラ・砂田 秀人)

 J1北海道コンサドーレ札幌のMF宮沢裕樹主将(29)が、平成最後のホームゲームとなる20日の横浜M戦(札幌ドーム)へ必勝を期した。16日、宮の沢で調整。伊達市出身で平成元(1989)年生まれの宮沢は小学校時代、室蘭入江で札幌の試合を観戦し、プロへの夢を膨らませてきた。5月1日に始まる「令和」でも子供から目標とされる存在になるべく、平成は白星で締めくくる。

 平成元年生まれの道産子・宮沢が、平成最後のホーム戦で道民に白星をささげる。平成8(1996)年のクラブ創設から12人目となる主将は「元号が変わる時にチームの主将をやれているのは光栄」と意気に感じながらも、積み上げて来た歴史の重さに、表情を引き締めた。「いろんな方が関わってここまで来たものを令和にもつなげていかないと。そのためにも最後は勝って終えたい」。

 札幌の存在が、プロ選手・宮沢の原点にある。伊達市で生まれた宮沢は小2の時、隣接する室蘭市でサッカーを始めた。クラブが誕生した年でもあり、室蘭入江で行われる試合に何度も足を運んだ。「それまで好きというだけでやっていたサッカーを、生で見られて衝撃的だったし、選手が光って見えた」。Jリーガー、コンサドーレの選手が現実的目標となった。

 来たるべき令和の時代へ、かつての宮沢少年が抱いた思いを途絶えさせるわけにはいかない。「逆の立場になった今、責任をすごく感じる。サッカー選手ってかっこいいなと感じてもらえるような姿を見せていかないと」。横浜M戦で2連勝し、表現する。

 プロ1年目を含め2度の降格を経験した。J2生活の方が長かったが、12年目にしてJ1定着を果たせつつある。「前進と後退を繰り返してきた札幌に対する思いは、僕自身、何より強い。苦しい時代を支えてくれたサポーターの期待に、これからも応えていきたい」。令和を更に輝く時とすべく、残り少ない平成も、宮沢が札幌をけん引していく。(砂田 秀人)

サッカー

報知ブログ(最新更新分)

一覧へ
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請